【見た目は幼児・頭脳は大人!】
気持ちが言えないギフテッドキッズが
「伝わる会話」を身に付ける!
発達科学コミュニケーショントレーナー
南ひろこです
ギフテッド2E 小5息子(支援級)の母
元特別支援学校教員
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発達科学コミュニケーション ななほしの記事
こんにちは
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日は、子どもの困った行動を変化させて、脳を発達させてしまおう!というお話です。
お子さんの「順番を待てない」に困っていませんか?
本や図鑑は読んで、話もしっかりしてるのに、なんでこんなこともできないのかと、先生も対応に戸惑い、親の私たちはイライラ。
これは、 ギフテッドの子供たちの脳のアンバランスさで起こっていることです。
言葉の力の領域はグーンと高いけど、気持ちの力(別の言葉で情緒といいます)は平均かそれより幼い。
こんなことが子どもたちの脳の中でおこっています。
脳のすこやかな成長には、 発達の足並みを揃えてあげることが大切です。
脳の3分の1は、行動に関する部位でできているので、感情的に対応するのではなくて、良い行動を引き出して、脳のネットワークをつなげていくといいんです。
それはお母さんが戦略的に対応することで、叶うんです。
具体的には、こんな場面です。
レストランへご飯を食べに行った時、とーっても混んでいて並んで待つとします。
子どもは待たされると、 尋常じゃない不機嫌さや癇癪で周囲の目が気になりませんか?
「どうしてそこまで、怒れる?しかも理屈を捏ねて」って、昔の私は思っていました。
対策として、お昼の時間をずらしたり、混んでないお店を探したり、コンビニで買ってきて済ませたり。
色々なあの手、この手で対応されていませんか?
ですがこれでは、子どもは、待てるようにはならないんですね。
子どもが、待つのは嫌だという捉え方自体は認めてあげて、どうしたらこの子は待てるかと知恵を絞ってほしいんです。
「お父さんに並んでてもらって、お母さんと 一緒にあっちの公園で遊んで待ってようか?」
と誘ったり、新しい好きそうな本を用意しておいて
「これ読んで待ってる?」
と提案します。
子どもが、穏やかに待てたら
「静かに待っていられたね。ありがとう。お母さんも、お父さんも嬉しいよ。」
と伝えてあげてください。
これは、成功体験を言葉でインプットして、定着させてあげる行為です。
これを繰り返す内に、お店が混んでたら、『 〇〇して待てばいいんだ』という脳の回路が、出来上がります。
その内、 息子は、経験が積み重なると自分から「〇〇用意しといてね」と言えるようになりました。
それが、成長して、自分でその時のために読んだり、見たりしたいものを準備するなどの対応が自分でできるようになっていきました。
今は、お店の中に読み物があることも発見して、新しいものに出会うことを楽しめるようにもなっています。
いかがだったでしょうか?
今日のまとめ
順番を待てないのは、気持ちの力が幼いから。
良い行動を戦略的に引き出して、脳を発達させよう。
捉え方は認めて、成功体験で良い行動を定着させる。
経験を積んだら、自分で対応できる力がつく。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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