インナーチャイルドセッションをやりました。

クライエントさまはわたしと同い年の女性Tさん。
就職のころの話や家族の話、仕事の話、趣味や今後の話などをお聞きしながら、
どんな感情で見にいくか探って行きます。
そして、出てきた繰り返し起きているネガティガな感情をターゲットとし、
その感情を人生で初めて体験したであろうその時に退行します。

そこでの気づきは人それぞれですが
クライアント様にしかわからないものがたくさんあります。
ご自身が納得したり腑に落ちたりすることが大切です。

ヒプノセラピーによる効果をどの程度得られるかは
クライエント様とセラピストの信頼関係も大切ですが、自らがリラックスし潜在意識と繋がり
果敢に探りにいく姿勢がとても大切になってきます。

今日のセッションは結果的にたくさんの気づきを持ち帰っていただけたのではないかと思います。
退行した時に小さいTちゃんが感じていた気持ちを癒してあげて、その気持ちに大人のTさんが寄り添ってあげていく姿がとても印象的でした。
そして、現実に戻った後、
今のご自分の考え方や思いが、
あの幼いころの時と繋がってるのかも。。
みたいにパズルを埋めていくような感覚でお話しされていたのがとても心に残っています。

以下、クライエントさまTさんからいただきました、感想の一部です。

ヒプノセラピーは10年以上ぶり、2回目でした。

何のテーマにするか、えりさんと話をしているうちに、いろんな場面で自分にブレーキをかけてしまう

「私にはできないかも・・・。もっと成長しないと、もっと努力しないと」っていうテーマが腑におちて、

ここをを掘り下げるべく、インナーチャイルドをお願いしました。


見えてきたのは小さいころに住んでいた町。

私は3~4歳で、同い年のA子ちゃんと一緒にいるところ、大きな2匹の犬が襲いかかってきた

すごく怖い思い出でした。

A子ちゃんは大泣きしていて、私は何とかして彼女を守ろうと必死になっている。

彼女が不安になるから私は絶対に泣いてはいけないって思って、A子ちゃんに「大丈夫、逃げたら追いかけられるから

逃げちゃちゃダメ」って声をかけたり必死で踏ん張っている。


子どもの頃の自分と、大人の自分、入れ替わりながらセッションは進んでいきますが、涙が止まらず、

大人の自分が子どもの自分に対して、「助けてって言っても良いんだよ。」「ちゃんと友達を守れてたよ」って

癒しの言葉をかける中で、今のまま・ありのままで大丈夫っていう言葉も出てきました。


さらに進んでいく中で、いろいろな言葉を自分が言っていて

潜在意識と繋がるってこういう感じなのかなっていうことを体感し、

潜在意識の中にこんな思いがあるんだなっていう大きな発見がありました。

たとえば、

〇あとは自分のペースで自分らしく等身大で取組んでいけばよい。

 (いつもの私)もっと努力しないと、成長しないとって思ってる。

〇思っていること感じていることを吐き出しても良いんだよ

 (いつもの私)あまり感情が出てこないタイプ。嬉しい・楽しい感覚は出す方だけど、

人や親にに心配をかけるような感情は出さない。

などです。

 

セッション後、えりさんと話していく中で、何でも自分でやらないといけないという

思い込みがあることにも気付きました。

これが、冒頭の「もっと成長しないと、努力しないと」に繋がっているのかも。


帰宅し、すっかり顕在意識に戻った自分は例の犬の件について「泣いても何の合理的解決にもならないし」っていう

いつもの感覚が出てきました。

なので、小さい自分を思い出して「大丈夫だよ、気持ちをもっと出してよいよ」って声をかけていこうと思います。

そうすれば、少しは思い込みが外れていくかなと期待しています。


えりさん、本当に今日はありがとうございました。



こんな素敵なご感想をいただきました。

とても嬉しいです!

きっとしばらく時間が経過した後ふとした時に思い出すことや気づきがあるかなと思います。

そこもヒプノセラピーの凄い所だと感じています。


ヒプノセラピーにご興味のある方、

こちらをご覧くださいませ。