◆女子プロゴルフツアー 日本女子プロ選手権 コニカミノルタ杯最終日(14日、石川・片山津GC白山C、パー 72) 横峯さくら(22)=エプソン=は今季4度目の2位に終わった。5打差3位から今季初優勝を狙い、一時の6打差から1打差まで迫ったが、73で申 智愛(韓国)と並ぶ通算4アンダーどまり。今季初優勝はまたもお預けとなった。韓国の辛ヒョン周(28)=フリー=が77と崩れながらも5アンダーで逃げ 切り、メジャー初優勝で今季2勝目。上田桃子(22)=ソニー=は1オーバー4位、宮里藍(23)=サントリー=は3オーバー7位。
今季最多となる1万5458人の大ギャラリーを、さくらは最後まで魅了した。首位の辛、申に1打ビハインドで迎えた18番。13メートルのバー ディートライは、あと10センチカップに届かなかった。「オーバーするつもりで打ったけど…」ラインには乗っていたが、手にしたのは昨年大会に続く2位と いう結果だった。
9番で第2打が松の枝に乗り、アンプレアブルでダブルボギー。首位の辛と6打差に開いたが、キャディーのジョン・ベネットさんと「後半は2アン ダーを目指そう」と気持ちを切り替えた。14、15番でバーディーを奪い、18番の第2打は深さ15センチのラフから9ウッドでピン右奥につけた。ベネッ トさんが「20回打って1回しかグリーンに乗らない」と絶賛したスーパーショットだった。
月曜日から18ホールの練習ラウンドをこなすなど、今までにないどん欲な姿勢で、06年LPGAツアー選手権に続く2度目のメジャー制覇に挑ん だ。「めちゃくちゃ難しい」という月曜の感想が、14ホールを回った火曜には「難しい」に変わり、水曜のプロアマ戦で「攻略法が分かった」と手応えを得 た。
2位は今季4度目。出場18試合中14試合でトップ10に入る安定感で、未勝利ながら賞金ランクは5位につけている。平均ストロークも70・8276で首位をキープ。「後半戦は頑張れそうです」今季初勝利さえ手にすれば、一気に勝ちまくる可能性はある。