お互いに

お互いのエネルギーを感じあうSEXでは

 

 


相手が快感の海のなかにいるときや

オーガズムを迎えているとき

じぶんもまた
じぶんごとのように

相手の感じている快感を感じ、
相手のオーガズムの波を受けとめて

ふたり同時に

 

エネルギーイキの状態になっている。





そしてまた

じぶんが深い快感の

まっただなかにあるのを

 

同じように
相手も感じているんだと


また

じぶんでも感じることができて。





「じぶんが感じること」


「”じぶんが感じること”を相手が感じている、

ということをまたじぶんで感じていること」

 

という具合に

ぐるぐるぐるぐると
ループする意識。

まさに、エネルギーの循環。









それは

たとえるなら




意識の海があって
そこの中に
肉体としての重さをなくしたただよう自分がいて

相手もいる、

 

ということだったり。


(ちょっとチガウけど♥)




宇宙空間のような

重力のないところに


ぶおんぶおんと
ナニカが流れるのにまかせて
ただよっているじぶんがいたり。

 

 

そのときにはもう

「じぶん」という感じでもなく、

「相手」という感じでもなく。




自分はいるんだけど
いなかったり。

相手はいるんだけど、

いない。


みんないるんだけど、

だれもいない。




相手もじぶんのすぐ上にいるのに
いるのに

重さを感じている「じぶん」はいるのに





でも、いない。




矛盾だらけの

感覚すぎる世界。





そして。

 



ことが「終わった」あと、
わたしは

「見た目」的にはぐったりとして
動かない屍のようになっているけど



きもち的には


まだずっと
その
宇宙遊泳のような感覚のなかにいて

 

「意識の川」の流れに

その身をまかせて

浮かんでいるような、

そんな余韻をたのしんでる。




肉体としてのカラダの重さを感じながら

意識としての
肉体の重みのなさをも感じながら。