前回からのつづき。




すべての人が大なり小なりもっている「孤独感」は
わたしたちの「もと」を忘れてしまっているから出てくるもので

でも、忘れているのがわるいわけではなく

 

 


忘れてしまっているからこそ




瞬間的にでも
「ひとつになる」ことを経験し

その喜びに打ち震えることができる。






それは
分かれているからこそのできる
至福の体験。





悲しみと喜びは
別々のものではなくて
セットでひとつのもの。

片方だけでは存在しない。

それがいま、統合へと向かっているんだけど。






とにかく、
強烈な「分離、孤独」を味わうことで
つながることの、
この上ないよろこびを感じることができる。



だからこそ。




ペラペラな関係でのセックスは


できれば
やめた方がいい。




せっかくカラダが「統合」してつながって
エネルギーを交換する状態になっているのに




気持ちや意識がそれについていかなかったり
イヤイヤだったりするのであれば

そういうエネルギーののった交わりになってしまうから。





 

 

まあそれでも。

 

わたしたちが根源的にもつ「孤独である」という想いを

一瞬でも忘れたいがために

 

人はセックスをする。

 

 

 

その瞬間

打ち震えたいがために。