恋人どうしのときはちがったけど
夫婦になって2,3年たつと
レスになってくる。



子どもが産まれると
女性は
ホルモンバランスが子育てモードになるし

生活が一変するしで

性生活はなくなりがち。





で、
落ち着いたら戻ればいいけど

そのまま
セックスレス街道に

ってこともしばしば。








性欲って
ニンゲンの三大欲求のひとつだけど

ほかの
食欲や睡眠欲とちがって

ないならないで
生きていくのには困らない。






女性は男性とちがって
「溜まらない」から

それこそ
10年以上

おなにーさえしなくても平気だったりする。





そんななのに
どうして


食欲や睡眠欲と並ぶ
「三大欲求」のひとつに
入っているんだろう。




確かに
性欲がなかったら
子どもは生まれないけど。



でも


子どもを産むのに適した年齢は
ある程度決まってるから



それ以降の性欲は
なんなんだろう。



なぜわたしたちには

性欲というものが

授けられているんだろう。




つながる、ということ。

つながりたい、ということ。




つながることで、安心したい。




この瞬間
ふたりしかいなくて


肌と肌が密着して。



完全につながって

ただただ
いまここにいて。





これほど「生」を意識することって他にあるのだろうか。








その

強烈に「生」を意識できる「性」の機会が
減ってしまっているというのは

悲しくて、さみしいこと。







一瞬だけでも
「分離」から解き放たれることって




肉体をもって

それぞれ


ストレスをかかえて生きているわたしたちには
必要な「栄養素」だと思うから。



結合の栄養素が激減しているのは


ほんとうに
もったいないし、さみしいことだと

わたしは感じるのよね。