自硬化症の手術が5月16日に決定し、その3週間前から不安と心配が心を渦まいていた。
というのも前回お伝えした手術のリスクの説明を受け、ドーンとナーバスになってしまったからだ。

またその手術は、あぶみ骨という体の中で一番小さな骨を取り出し、インプラントに変える手術。

手術で開いてみないと、本当に骨が硬化しているかどうかはわからず、
その確認してからのみ取り出せるが、硬化してない場合は、そのまま手術せずに閉じて終了、とも聞かされていた。

なんとも繊細な手術だ。。


内心、「なんで私だけ、、8回も手術しなきゃならないのだろう、、」と泣くうさぎ

なんで私だけ、、私にしては珍しく!かなり後ろ向きにもなっていたあせる

3週間その不安と心配の波が押しては引き返し、、心が不安定なまま過ごしていた。

が、、手術2日前の朝に、フッと!吹っ切れる瞬間がきたーー!!

いつも手術を乗り越えるたびにこの吹っ切れる瞬間を経験してきたけど、今回も遅ればせながらやっときた!!

きたきたーー!!

それもこれも、家族や友人たちの心強い励ましがあったからだ。
みん
なが口をそろえて、これを超えたら、新しい楽しい世界が待っているよ!!
キラキラと輝く世界が待っているよ!!
美奈子は大丈夫!!みーちゃんは大丈夫!みなぴーは大丈夫!

私の存在自体を、フェニックス美奈子を信じてくれている言葉の数々に、どれほど救われたか!!

みんな、本当にありがとう~!!

言霊って本当にある。
その言霊と祈りに守られて、私は何度も助られた。


氏神様にもご挨拶を済ませ、
絶対大丈夫!すべてうまくいく!と、スーッと晴れ渡る青空が心の中に広がったのだ!!ラブラブ

よしっ!!乗り越えるぞ!!という意気込みで、前泊入院をした。
前日にI先生の外来があり、I先生のお顔をみたら、「絶対大丈夫!」という安堵感が広がった。
I先生は、自硬化症の手術においても相当な症例数があり成功率も高く、信頼感がある先生。


そんな名医の先生に巡り会えたのも奇跡なのだ!!(DR.Jからのご縁に感謝!!)


前泊入院の場合は、体は元気なので病院へパソコンを持ち込み、やれる仕事はすべてやってから手術に臨んだ。
手術当日、時間はお昼からだった。

朝一に院内を散歩してた時に取った写真。


朝から何も食べてないでお腹を空かせていたけど、間際まで仕事できたからか気がまぎれた。

「吉田さーん!そろそろ準備してください!」と手術着に着替え、点滴を打たれ準備万端に!

看護師さんが迎えにきて、いざ手術へ向かった!!

手術室に入ると、麻酔科の先生と医師の先生が2-3名、いて、もちろん執刀医であるI先生の姿もあった。

「I先生、どうぞよろしくお願い致します!!」

先生の力強いうなずきとマリア様のような笑顔に見守られて、一気に安心感が広がった!!
もうここまできたらまな板の鯉!!
絶対、大丈夫!!と信じて臨んだ。

麻酔科の先生からマウスピースを取り付けられて、数を数える前に寝落ちしてしまった!!笑い泣き

麻酔をかけられている最中は、何かは思い出せないけどすごく楽しい夢を見ていた、感覚だった。

「吉田さん、終わりましたよ!!」の一言で、目が覚めて、

咄嗟にどこにいるんだかわからなかったが、I先生の顔をみて現実に意識が戻った。

「えッ!!もう終わったの!!?」

いつもの私の調子で、咄嗟にタメ語で(笑)驚きを隠せなかった!

麻酔も十分にきいて、なんとも良い気分で目覚めたら、全ての手術が無事にすんでいたのだ!!

意識がもうろうとしながら、病室に運ばれてから、I先生の顔と母の顔もあった。
I先生、「吉田さん、無事に手術終わりましたよ!」

「嬉しい!!先生、本当にありがとうございます!!先生左耳、今は全然聞こえないんですけど」

「まだ術後すぐにはクリアーに聞こえないけど、大丈夫ですよ!!」

ホッとした。

母も「ミーちゃん、良かったね!!」
「うん、ママありがとう~!!」

術後すぐは、意外と元気だった!!
が、ここから24時間は拘束状態になり、ベッドから起き上がれず寝返りも打てずが続く。
術後動いてしまうと、浸潤液が刺激されて、装着したあぶみ骨のインプラントが不安定になってしまうから、らしい。

術後は、この24時間拘束と吐き気・めまい、、こっれが何よりも辛かった泣くうさぎ泣くうさぎ

次に続く!