ひぃちゃんが外に出ると引っ込み思案で
シャイになるのは性格なんだろう

そんな今までの考えがひっくり返りましたポーン

場面緘黙症の原因は、他の不安障害同様、
解明されていません。
ただ、アメリカの研究では、何らかの出来事がトラウマになり引き起こされたのではなく、
先天性と言われており、場面緘黙症を持つ子供の70%以上が、親族になんらかの不安障害を持っている人がいる、ということがわかっているそうです。

そして、アメリカでは1000人に7人が場面緘黙症を持っているという研究結果があり、そこそこ珍しい障害なのです。

また、場面緘黙症も子供によって症状が違うらしく、一歩外を出たら全く人としゃべれなくなる子もいれば、
耳元でささやくくらいの声で話せる子もいるそうです。

ひぃちゃんの場合は、お友達とは話せるけど、
先生や何年も知っているお友達のママ・パパとは話せない、というレベルで、症状はまあまあ軽いほうなのかな、と思っています。

でも、時間をかけてリサーチしてわかったのが、

場面緘黙症は「成長したら自然に治る」ということはないということ

そして、今(4歳)から専門の治療を受ければ、改善効果が高いということ

先生とお話しできない、トイレに行けない、人前でランチを食べれない、発表できない、など、

今はまだ「幼稚園生だから、まあしょうがないか~」ということも、

小学校、中学校、高校と進学する間に本人が苦労するのではないか。

「自分の意見を発言する」というのが当たり前のアメリカ社会の中で
ひぃちゃんはやっていけるのだろうか。

そんな不安がよぎりましたショボーン

実際に、先生とのコミュニケーションが取れず成績が落ちたり、クラスで孤立したり。
成人してから社会に出て仕事をするのが難しい人も多いようです。

せめて、助けが必要な時に「助けて!」と大きい声で言えるようにさせてあげたい

それが私の決意であり、これからの目標となったのでした