ラッキーの一日 | みなっちのQUEEN大好き日記

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美奈子と申します。通信制の大学で勉強中ですが、今、またクイーンに浸ってます。自信ないくせに、歌詞を訳したり、いろいろ無責任に書いてます。なぜか、年甲斐もなく剣道や数学もやったりもしています。古典も好きです。

母がうちにいたとき、母が大好きなラッキーは、いつも母と寝ていました。

母がいなくなってから、なぜか私の部屋で寝るようになりました。

朝、私が起きて、玄関を開けると、ラッキーがおトイレにいきます。

その後、父のベッドに登って、また寝ます。

そのあとはよくわかりませんが、

夕方、父が戻ってくるまで窓のところで父を待ちます。

そして、ずっと父と一緒にいて、

私が戻ると、私のところにやってきて、ずっと一緒にいます。

そして、私が夜、二階に行くと一緒に来ます。

ビリーをやるときは、ソファの上で、寝そべって見ています。

休む時は、私の隣に当然のように来て、一緒に寝ます。

朝起きると、なぜかゆうすけのところで丸くなってますが、、

私が降りるとき一緒に降ります。

その繰り返し。単純なものです。

5月16日も私と一緒に降りました。

いつものようにおトイレに行って、

さて、父の寝室…、と思ったら、すでにベッドも撤去されています。

ラッキーはしばらくうろうろして、私がいる台所に入って、

いつもの椅子に寝そべりました。

そして、夕方、姿が見えないと思ったら、

いつもの窓のそばでずっと待ってます。

「ラッキー!!」と呼んでも動きません。

父を待っているんだな、と思います。

もう戻ってこない父をラッキーも待っています。
ずっと待っていたら帰ってきてくれるかな?

足さえちゃんと動けば、日常生活に支障はないから戻れるかも…。

ただ、足が萎えてしまっているようなので、

一度転んでしまうと、立ち上がれないのです。

それは致命的だ、と去年の暮れからずっと言われていて、

一日も早く入居するようにと、ケアマネさんから言われ続けていました。

でも、離れたくなくて、長引いてしまいました。

この間、父が転んで、私が起き上がらせることができなかったから、

それで観念したわけです。

誰かがいるときはまだなんとかなるかもしれないけれど、

誰もいないときに転んでしまったら、

とても危険です。

いろいろな人がこのような決断をしてきたのでしょうが、

本当に辛い決断です。

父のために、父が一番嫌がる「家から離れる」ことを選択したのですから。

父も納得できないでしょう。

私に怒っているかな?

怒られて、父の好きなようにさせてあげられるのなら

そうしたいです。