前回より "The Miracle"の歌詞解析を始めたわけですが、
うっかりして、一番の「奇跡」を見過ごしておりましたので、
そこから始めようと思います。
それはここです。
Every drop of rain that falls in Sahara Desert says it all,
It's a miracle,
「サハラ砂漠」に降る雨の一粒一粒が全てを語っている。
それは奇跡だ。
そうです。サハラ砂漠に雨が降るということが何よりもの奇跡な訳でした。
アラビア語の「サハラ」とはそもそも「砂漠」という一般名詞なので、
英語では"The Sahara"を呼ぶのが正式らしいです。
日常的にどのような表現をしているのかはわかりませんが、
ここでは"Sahara Desert"となっており、
"the"はないけれども、"Desert"があります。
どのような意図があるのか、それとも何となく使ったのか定かではありませんが、
ジョンと一緒に作ったそうなので、
何らかの意図はあったかもしれません…。
さて、サハラ砂漠はアフリカ大陸の3分の1近くを占め、
アメリカ合衆国とほぼ同じ面積だそうです。
地図上ではよくわかりませんが、想像以上に広いです。
↓
おや? この地図では"Sahara Desert"となってます。
いろいろな辞書を調べたわけですが、
現実問題としては、
"Sahara Desert"もそこそこ使われているのでしょうか?
問題の「サハラ砂漠に降る雨」ですが、
年に数回か、数年に一度くらいしか雨が降らないそうです。
ただ、降る時は一時に大量に(サハラ砂漠比)降るそうです。
具体時に言うと、 1年の平均降雨量は 249 mmで、
東京は1528.8 mmです。ちなみに、9月は1か月だけで209.9mmです。
そう考えると、意外と降っているのでは?と思いますが、
チコちゃんによると、そうでもないです。
日本で1年間に降る雨の量は、畳半分くらいの広さに
人の身長(152.8cm)ほどの雨がたまりますが、
サハラ砂漠では1年かけてふくらはぎくらい(24.9cm)の量しか降りません。
しかも、降るのは年に数回か、数年に一度ときたら、
雨は奇跡に近いものがあります。
そして、このグラフでは、東京ばかり目立って
サハラ砂漠、画像で見ても、ちょっと恐怖を感じます。
フレディとジョンには聞こえたのでしょうか?
サハラ砂漠をちょこっとやって、
次に進むつもりでしたが、サハラ砂漠で終わってしまいました。
一体、"The Miracle"と何の関係があるのか、ですが、
寄り道もまた楽しいです!
せめて、you tubeでお楽しみください!