先日ゆうすけくんが得意満面で言ってきました!
「お母さん! クイーンの"'39"って、クイーンの39番目の楽曲だからだよ!!
この間、何気なく数えてみたら、39番目に"'39"があった!!!」
ゆうすけくん、そんなこと、お母さんは高校生の頃から知ってたよ…。
でも、あまりにも嬉しそうに言うので一緒にびっくりしました。
「え~? すごい!! 知らなかった~」
「ツイッターに投稿したら、反響すごいかな~」
と言いながらポチポチやっていると、そういうことが書かれていたのか、
ちょっとしょんぽりして、
「なんか、これ当たり前のことみたい。みんな知ってた…」
「あ、でも、お母さんは知らなかったから。
「クイーンのファン歴長いけど、今初めて知った~」
「そっか~。それならよかった~」
と機嫌を直してくれました。
ちなみに、ファーストアルバム「Queen」収録曲10曲、
「QueenⅡ」収録曲11曲、「Sheer Heart Attack」収録曲13曲となり、
ここまでで34曲あります。
で、次の「オペラ座の夜」に収められているのですが、
これは5曲目なので、39曲目となります。
初め、どうして'39なんだろ~、'37とか'42とかではだめな理由はなんだろう、
と、歌詞を熟読しましたが、全然わからず、
39番目と聞いてやっと、納得しました。
さて、この曲の歌詞はブライアン作の割にはなんだかよくわからなかったです。
大航海時代の話と思っていたのですが、なんだかよくわからず、
ブライアン自身が、これはSFの歌で、
ここに出てくる船は宇宙船と言っているのを見て、
やっとわかりました。
内容はこんな感じ。
2039年か、2139年とか、3139年かはわかりませんが、
とにかく'39年に、新しく住む土地を探して、志願兵が出発しました。
その間に地球は灰色の星となっていました。
帰還した時、本人たちはたったの1年かと思っていましたが
実は地球での時間はものすごく経っていて、
2039年とか、2139年とか3239年とかになってしました。
もう自分の肉親も友人も誰もいません。
砂浜に残っていた手紙を読んだけれど(なんで残っていたのかは不明)、
悲しみは癒されませんでした。
人生はまだまだ続く。どうか、僕を憐れんで。
というような曲です。
…こ、これは…。
相対性理論に基づく浦島現象では?
さすが、天文学者のブライアンの詩です。
英語でも"Urashima effect"と言うらしいです。
相対性理論の入門書を読むと、
大体載っているような有名な理論です。
そう思って改めて歌詞を読んでみると、
実にブライアンらしい面白い曲だな~と思いました。