そして、もう一人学生時代の恩師がいます。
こちらの先生は一般教養の先生で、哲学の先生です。
専攻は古代ギリシャ哲学とキリスト教です。
当時の私は古代ギリシアに傾倒してました。
ギリシア神話はもちろん、プラトン等の哲学や、文学(戯曲)も読み漁ってました。
特にプラトンの「饗宴」は本が擦り切れるくらい読みました。
なので、図々しくも先生の研究室に行き、
世間知らずの18歳の私は、
「先生、私、ギリシア語で『饗宴』を読みたいです」
と無知ぶりを晒してしまいました。
先生は優しかったのでにこにこ笑いながら、
「それならギリシャ語勉強してみる?」とおっしゃいました。
そのうち、ギリシア語ばかりでなくイタリア語と古代ギリシア語を教わるようになってました。
もちろん、無料ですが、行くたびに先生はおやつを用意してくれました。
当時の私は当たり前のようにしていましたが、
今となっては、お月謝はどうした? おやつはこちらが持つんでしょうが!!
と当時の私を叱りつけたいです。
でも、先生はいつも私を迎え入れてくれ、毎回1-2時間教えてくれました。
とても優しくて、穏やかな先生でした。