【JIN.本】【キャッツアイころがった (創元推理文庫)/黒川 博行】

三件の殺人事件、いずれも被害者の体内や口中から宝石キャッツアイが見つかった。

二件目の被害者は美大生。同じ大学の女子大生二人が、被害者が直前に行ったインドへ飛ぶ。警察も事件の背景に宝石密輸ルートの存在ありとして、関係者を絞る。

遅々として進まない捜査とは逆に、女子大生二人は有力な情報を得て帰国する。関西弁女子大生の名探偵ぶりが鮮やか。

※宝石についてもなかなか勉強になりましたが、考えてみれば、全く縁の無いものでした。

しかし、原産国の低賃金で劣悪な労働環境の中から堀り出された石を、何百倍、何千倍もの価格で着飾る人たちがいる。
密輸することで、贅沢な暮らしを享受する人たちがいる。
何だかな、って思ってしまう。