彼女が石垣島から小淵沢にマクロビオティック学び型ホームステイでいらしてくれたのは、2年前の五月。
マクロビオティックで育った彼女は、高校卒業後、進学するかマクロビオティックを学ぶか悩んだ末、マクロビオティックを学ぶと決めて一人上京。
他の教室も体験した後、「邑なかさんのところで学ばせて下さい」と言って、アルバイトをしながら中目黒の教室で初級、上級クラスを受講してくれています。
ある時、働けるVeganレストランを紹介して欲しいと言われ、修了生の千葉芽弓さんにApeクチーナナチュラーレを紹介してもらい、数ヶ月前に晴れて社員になって以来私の教室はオンラインで受講継続中。
「邑なかさん、食べに来て下さい!」と言われたまま、なかなか機会がなく気になっていましたが、彼女と小淵沢でのホームステイが重なったポートランドからのご家族が一時帰国されたので、8月始めにApeのある大学に通う娘も誘ってみんなでディナー。
長男と同い年とは思えないすっかり一人前の社会人になった彼女が接客をしてくれ、「邑なかさんの為に作りました!」と言ってデザートを出してくれ、一人前の彼女のお仕事に大感激!
可愛い娘同然の彼女の夢が叶う日を私も心待ちにしていつも応援しています。
そんな彼女が中目黒の教室で「邑なかさんの手はお母さんの手に似ている」と言ってくれたことがあります。
メールのやり取りだけさせて頂いたことのある彼女のお母様は私と同世代。マクロビオティックで二人のお子さんを育てられ、子育て絶頂期は一日中台所で過ごされていたのだろうなぁと想像出来ます。
その台所から子ども達が巣立っていく・・・
昨夜娘は愚痴を聞いて欲しいと電話してきたけれど・・・😅
私達の源である食。太陽と大地のエネルギーをいっぱい受けた「生きている」食材を使って、生きている調味料を使って、火で調理して・・・と言う当たり前のシンプルなことで家族等食べる人の体が育まれ、整っていきます。
9月も養生ステイの方から始まりました。1月からご相談にのらせて頂いている彼がやっと小淵沢まで来られるので、彼の現状に合わせて、彼が到着する前に玄米クリームの仕込み。四時間以上炊いた頃に、丁度8月のチビッコ達のお泊り会の反省会で来てくれた修了生の守屋聡子さんと澤田よしさんが玄米クリームを絞るのを手伝ってくれました。
時間毎に変化する彼の体調に合わせて食材や調理方法やお手当てを考え・・・一日の大半は台所で。
見る見る内に顔色や体力が変化していくのはとても嬉しく、台所から広がっていく世界は偉大です。
東京の生徒さん達にも心と体の問題を抱えている方達が多く、自分で判断力を働かせて作れない方達に規則正しい生活とお料理を提供して自律神経を整えて頂けたら・・・と思いますがお金の問題もあり難しくもどかしいところです。
最近10代や大学生等若い受講生の方が増えていますが明後日は横浜の助産院バースハーモニーで若いママさん達へのお料理教室と講義と食戔指導です。
重陽の節句のお料理と講義は「内外を平和にする8つの食」です。
どなたでもご参加頂けます。お申込みはバースハーモニーさんに直接お願い致します。
私の出張中は信頼できる修了生のお一人千葉芽弓さんが養生ステイのお手伝いに来てくれます。