空を見上げる
美しい
美しい
ミミ子さんの姿が
見当たりません
どこかな〜？
あれれ！？
ちょっとだけ
段ボールから見えてますよ(笑)
ズーーーム
してみたよん
祈りながら寝る猫
ミミ子さん
可愛すぎる
ミミ子さ〜〜んこんにちは
呼んでみました
寒いので
なかなか起きてきません…
お皿に
ご飯を置いていると
あら？
後ろから
忍び足で
あの子が…来ましたよ
勝手に名前決めました
お顔の黒い部分の分け目が
お福さんの髪型に似てるので
福子
呼び名は
お福さんです
ミミ子さんのご飯
取られちゃいました
この隙に
お福さんに
ちょっとだけ触ろうとしたら
避けられてしまいました
ほんと指先だけ
ちょっと触れたんですけどね
そのあと
さっと上手く避けられました
ご飯あげたからって
簡単に触れると思わないでちょうだい
って
そんな目で睨まれまして…
わたし
本当に意地汚い人間だと
反省いたしました
ごめんなさい
人間って傲慢ですね
ご飯あげたんだから
いつの間にか
触らせろよって気持ちになってました
これって
自分の立場から考えてみると
よく分かります
過去に
痴漢されたり
いきなり触られたり
襲われそうになったり
そんな経験もあります
でも
お福さん
あまりにも可愛すぎるので
少しでもいいから
触りたかったんだもん
信頼関係を築けるまでは
絶対に触りません
お福さん
ビックリさせちゃって
本当にごめんね
あなた達みたいな
小さな生き物から見ると
人間は怖いよね
どれだけ
大丈夫だよと
声をかけたところで
それが良い人なのか悪い人なのか
分かりませんよね
警戒心は
自分の身を守るために必要です
そのあと
周りの様子を伺いながら
ぷるぷる
震えながら
ご飯食べてました
その姿を見てると
なんだか
とても切ない気持ちと反省の気持ちで
いっぱいになりました
お腹へってたんだね
生き延びるために
どんな手段でもいいから
食べなきゃって思って
この場所まで来たんですよね
動画撮ってみました
その後
ミミ子さんはというと…
段ボールの中から
起き上がって
こちらの様子をじっ〜っと見ていました
猫も人間と同じように
猫関係
いろいろと大変なんだそうです
仲良くしたいけど
仲良くできないのね…
わたしは
分け隔てなく
どちらも可愛いと思ってますよ
わたしが２匹
可愛がっていることで
ヤキモチが
生まれたりもするみたいだけど
そこは
この２匹の猫さんに
ごめんなさい
ミミ子さんは神主さんからも
ご飯が貰えるので
今回は
お福さんに全部
ご飯をあげましたとさ
おしまい
Om Shanti