カメラと旅の影 | おしゃれ島

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今日はカメラの日ということで
わたしの
旅のおとも
カメラさんをご紹介

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最近は
ほとんど使ってませんが…
海外に行くと
撮りたくなるんです

いろいろと撮ってきましたが
わたしとまりもさんは
ストリートに生きる人を
撮ることが多かったです

インド ムンバイの通り

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パンツ1枚で
お金になるゴミを仕分けしてる子供

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こんな小さな体に
どんな重い運命を背負ってるんだろう

話しかけても
カメラを向けても
無の状態で
わたしたちの存在でさえも
気付いてない感じでした

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今日を明日を
どう生きていくのか…

こんな小さな子供に
なんの罪があるのだろう


こちらもムンバイの通り
ムンバイはけっこう都会です
ある夜
大通りを歩いてるときに撮った1枚
歩道を歩いてるだけで
警官に棒で叩かれて怒鳴られている
ストリートで生きる親子を見ました
カースト制の厳しさ
カーストの低い人は
歩道を歩くことさえも許されない現実

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わたしとまりもさんは
それを見て腹が立ったので
この警官に
叩くこと怒鳴ることをやめろ!と
言いました
それが正解なのかどうか分からない
その国のルールがあるかもしれないけど
わたしとまりもさんには
それを痛くて見てられなかったから…
怒りも込み上げていたので
感情を抑えきれなかった
警官は日本人のわたしたちが
怒りを出してきたことに恐れて
すぐにその場から立ち去っていきました

この警官は立場の弱い者には強気で
立場の強い者には弱気

こういう人間の矛盾に対して
悔しくて
腹が立ちます
そして自分の無力さにも
悔しくなる

インドでの列車での移動中
観光客はほとんど
この車両には乗らない
1番ランクの低い車両
わたしたちはわざと
こういう車両を選んで乗ってました
わたしが乗っていた席から見えた1枚
無銭で乗ってきた少年
疲れ果て死んだように眠ってる
明日はどこで眠るんだろう?

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ちょうど食べかけようとした
カレーのお弁当を
そっとこの子の頭の近くに置いて
わたしも眠りました
12時間の移動

1番ランクの低いこの車両の中は
エアコンがないので
ペットボトルのお水がお湯になるくらい
とても蒸し暑いです

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目が覚めると
少年はいなくなってた
カレーのお弁当もなかったから
きっと食べてくれたのかな

日本では見えないものを
たくさんたくさん見ました
胸が痛くて苦しくて
直視できない場面も
ときにはシャッターを押せないときも
たくさんありました
それはわたしの記憶の中にあるので
写真に撮れなかったものは
文章で上手く伝えていけたらいいなぁと
思っています


Om Shanti


今日の音楽は
ドラマ「深夜特急」の主題歌
井上陽水さんの
積み荷のない船