何にも打ち込んでいない。
何にも、熱くなれない。。
何かにはまっても、、そこまで深く追求できない。
私は牡羊座。
牡羊座は3年前とは違うことをしてる人が多いらしい。
私は3年前、37歳。まだミニチュア樹脂粘土をやってなかった。。と思う。それくらいからかな?始めたの。今はだいぶ技術も上がったし、道具も揃ったけど、、そこからさらに深く追求していくことができないでいる。そもそもミニチュア作品は高額である。それは手が込んでいればいるほどに高額であるし、もうその技術で有名な人達はたっくさんいる。でも一般の人が手を出せない金額である。私は一般の人でも気軽に手に入れることができるレベルのものを作りたい。見た目はかわいいのにスピーディーにできるミニチュアを目標に作っている。要は『ミニチュアの時短』だね。最近は出品すればすぐに完売するようになった。
そのさらに3年前。34歳。私は今の本業を始めた。やりたくてではないんだけど、、ダブルワークしないといけない状況になって、たまたま見つけた。これもまた、これ一本でいこうとは思えないんだ。いろいろデメリットもあって。
そのさらに3年前、31歳。もう一個の仕事を始めた。仕事辞めるために子供産んだけど結局辞めさせて貰えず、仕事復帰したけど精神的にきつくて辞めて、保育園退園しないために急いで探した職場だ。泥のような人間関係ばかりの人達がたくさんいて、『泥の職場』と呼んでいる。なんだかんだもうベテランになった。
そしてこの時から心に余裕が持てて、布小物ハンドメイドを始めた。
そのさらに3年前は、28歳。独身でサロンで働いていて鬱絶頂期で、心療内科に通っていた。
そのさらに3年前は25歳。今の旦那と付き合う前。別のサロンに転職した後で、もう少しでスタイリストデビューできるってころの貧乏アシスタント時代だった。。
さらに3年前22歳。大手のサロンに就職した私は地獄のような毎日を過ごしていて毎日心が死んでいた。
さらに3年前は19歳。美容学校の就職活動あっという間に決まって、第一希望の職場で、彼氏も全てが上手く行っていた。
さらに3年間は16歳。今までの人生暗い静か怖いというイメージだったが、高校デビューして毎日が楽しくなった。
おっと、走馬灯のように遡りすぎた。。
走馬灯を見て思い出したよ。
『地獄』をなんとか生き抜いたな。って。
今はその後の目まぐるしく変わりまくる生活に付いていくのがやっとで、、
ようやく落ち着いてきたかな?というところで、、、
なのに、、
どうして不安になるんだろう?
きっと人間は、なににも満足できないのかもしれない。
『地獄時代』に比べたら、なんてこともないのに。
人間は、常に向上したい生き物なのか?
それとも欲張りなのか?
毎日同じ事を繰り返していると、
(これでいいんだろうか?)と考えてしまう。
それは、
(もっと頑張った方がいいんじゃないだろうか?)とか
(この人生の選択で良かったんだろうか?)とか
そういう悩み。
結婚となると自分一人の意思ではどうにもならないことがある。
結婚人生とは、『家族』という同じ船に乗った人達と共に生きることでもある。
運命共同体になるのだ。
だけど、途中で子供は自立して自分の人生を歩む。
だけど旦那とは、、
離婚しない限りは運命共同体なのだ。
住む場所。住む家。将来が、、、将来の夢がお互いズレがあると、、上手く行かない。
結婚して数年は、旦那とはピリピリしていた。
元々短気の旦那とは、週1でケンカしていた。
私は、ケンカする人間ではないのに、なぜか旦那とはケンカになった。
本当に。
離婚危機は多々あった。
旦那が勝手に仕事辞めて田舎に帰ると言ったときも。
けっこう、、、きつかった。
自分が働いてる店舗が潰れるタイミングで、『俺仕事辞めて田舎に帰る』と。2回聞いた。
自分が働いてる店舗が潰れるんだから、独立したって潰れるのだ。それが私の考えだった。
2回反対して、今旦那は異動して本店で働いている。
ここは潰れないはず。
他店に異動しない限り。
もしもこの先、他店に異動となったら、、きっと旦那はまた言うだろう。
『田舎に帰る』と。
でもね、義両親と話したときに、義両親の気持ちが変わった事を知った。
ずっと義両親は、田舎に帰ってきてほしいとずっと言っていたんだ。それを引き留めている存在が『私一人』だったことに、罪悪感はずっと持っていた。。だけど、日本でも過疎化がすごい田舎で、、、そんなところで独立してやっていけるわけがない。
義両親はようやく、現実を受け止めるようになった。
『独立させてあげたいと思うけど、こっちじゃ仕事はやっていけないと思うから…東京で会社勤めした方がいいと思ってる。』
ソファーで寝ている旦那の横で、私にそう話した。
きっと、旦那に直接は言えなかったんだろう。。
旦那は、、聞こえていたのかはわからない。
聞こえてたらいいんだけど。。
夢見がちな旦那には現実的な言葉が必要だ。
田舎に住みたい気持ちはわかった。
だけど、今は子供を育てなくてはいけない。
私達も、食べていかなくてはいけない。
『夢』で生きてはいけないのだよ。
好きなことをしてご飯はなかなか食べていけないのだよ。
年金貰えるまではさ、
我慢して頑張ろーぜ。
年金でも生きていけないけどさ。
年金プラスで切り崩す『貯金』を貯めるために今は頑張ろうよ。
そりゃたまには使うさ。
だって、楽しみもないなら頑張れないもん。
あと25年~30年くらい働かなきゃいけないんだからさ。
長すぎるだろ。
だからいいんだよ。
今が苦しくないのなら、今のままでいいのだよ。
苦しいのなら、変えた方がいいよね。
30年近く働ける環境を、作らないと。
通勤をちょっとでも楽にする。
ちょっとでも家事を楽にする。
ちょっとでも疲れが取れるようにする。
ちょっとでも睡眠を長く取る。
疲れたら休む。
『いかに手を抜くか』
それは、ただ単に悪いことではなく、長い労働人生を生き抜くための手段でもある。
退職したらさ、自由にやればいいじゃん。
てかさ。
年金貰えるようになったって、今の半分だけでも、今の3分の1でもいいから働けばいいんだよ?
今みたいに毎日働かなくたって、年金プラスでお小遣い程度を働けばいいんだよ。
月3万くらいでもいいからさ。
私は老後もハンドメイドをやるさ。
年金プラスでお小遣い稼ぎさ。
年金じゃ生きていけないからね。
今のうちに、老後のばばあになっても収入源になることを趣味で始めるのさ。
ポイカツでもなんでもいいから。
そしたらきっといつか自分自身がそれに救われる日も来るから。
興味があることはやる。
だけど、『夢』だけで食べていこうとはしてはいけない。
旦那もさ、『田舎暮らし』や『ソロキャンプ』に興味あるけど、なんにも行動はしないんだよね。だからいきなり田舎に帰る!!とか言い出す。
『夢』は趣味でやるべし!
『ソロキャンプ』させればきっと、、こっちでの生活にも不満がなくなるんじゃないかな~?
キャンプでも行ってみるか。まずは。家族で。。。