初めて自分の苗字が好きになった瞬間。



私の苗字はご存知かも知れないが「堀江」という。




24歳くらいまで、この苗字が
そこまで好きではなかった。
(父には申し訳ないのだが)


その理由として、あだ名が大きく影響する。


小学生の時にカラダが平均より大きかった私は
当時、流行っていた、バラエティ番組
『ワンナイR&R』でガレッジセールのゴリさんが
「ゴリエ」と呼ばれていて
「ほりえ」と「ゴリエ」が
似てることから「ゴリエ」と呼ばれるようになった。

ゴリさんには大変申し訳ないのだが
思春期の私にとって「ゴリエ」はちょっと恥ずかしかった。だって、そんな可愛くはない。それよりは「チワワ」とか「プードル」とか可愛い動物の名前で呼ばれたかった。「チワワちゃん」というあだ名が付けられていた華奢な友達を見て横目に心底、羨ましがった。

小学6年生の時には
当時ライブドアの堀江さんが出てきて、
そこからは当たり前のように「ホリエモン」となり、その何ヶ月後かには(ご想像にお任せください)のあだ名がついた。


小学6年生のときに、私はアイドルになると
あらかじめ堀江系のあだ名で呼ばれる前にと

「みーんなの元気のみ・な・も・と❤️こと、みーなです!!!」

と自己紹介していたが何故だか

「ほっしゃん」

というあだ名になった。
「ほっしゃーーーーん!」と
その後も呼ばれていった。



「ゴリエ、ホリエモン、ほっしゃん」
(ちなみに誰も何も悪くない)


ーそれが私の思春期のあだ名になった。




24歳の時にあだ名に"変化"が訪れた。


当時、番組でご共演させていただいた
田中みな実さんとサンプラザ中野くん(さん)に
初めて「ほりえってぃ」という可愛いあだ名を付けてもらうことになった。


そこから「ほりえってぃ」というあだ名は親近感が湧くので好きになった。ましてや、尊敬している田中みな実さんにつけてもらえたあだ名だったので、今までのあだ名が全て払拭されるかのように自分の苗字が初めて好きになった。



そして、2023年になり29歳になった私。
ラスト20代で人生において決めたテーマは
「深掘り」していくこと。


なにか一つを深く掘り、極めていくこと。


それは、井戸のように。

一つのところを深く深く
掘っていくと水脈にたどり着き
そこから水が溢れ出るようになる。

あと少しのところで諦めて次へ次へと
行くのではなく、

一つのことを深く掘っていく。

一つの井戸から水がくめるようになれば
多くの人に水が供給され、食や農、暮らしに使われることになる。それは大切にしていきたい身近な人との喜び合える循環にも繋がっていく。


日本における井戸の掘削法は、江戸時代まで人が直接穴に入って掘削するものだったらしい。


江戸時代に、井戸を掘る
江戸、、、掘る、、、まさに堀江!じゃないか!!!!




……ということで、生き方のテーマにした
「深掘り」と「堀江」が一致した。


私は自分のテーマにしていきたい価値観も
重なり、20代をラストに苗字を好きになれた。


改めて、この苗字を授けてくださった
先祖に感謝の想いと、
文章中に出てこられました皆様にお詫びと
感謝の思いを綴ります。ありがとうございます。


どうか、この苗字の皆様に幸がありますように。


これからは、滑舌良く自信持って
「堀江です!」と言おう。
今までは聖夏を強調していたから。







ほりえってぃより


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