先日、ジャパンハート活動支援クラウドファンディング
による支援者限定イベントにて
第5回「生と死の多様性について」
ジャパンハート創設者の吉岡先生と
ロンドンブーツ1号2号田村淳さんに
ご登壇いただきました。


田村淳さんは、今、
慶應義塾大学大学院のメディアデザイン研究科
の大学院生ということで「遺書」についての
研究をされているとの事です。

吉岡先生も、医師として
無償で子どもの診療・手術を実施し
その数は年間約34,000件に上ります。

御二方が語る
「生と死の多様性について」


「死=タブーやネガティブなイメージ」ではなく
「死=生きる事と同じ位大切なもの」
である事をポップに伝えたいとの事。


「死についてどう考えるか」

吉岡先生は、

「一休さんが残した言葉に、親が死に子が死に孫が死ぬことがめでたいことという言葉がある。この順番を崩れてしまうことこそが最大の不幸。人が死ぬ場面によく直面するが、死について考えていないと生についての密度が上がらないと感じた。死は遠ざけたいし、議論しにくいものであるが、考えることで生の密度をあげられる。」


と話されていました。


また、
「どうすればみんなが生や死の
話をオープンにできるか」の質問に対して

田村淳さんは
「死について話しにくいと思うから、まず遺書を書いてみて、何を大事に生きているのか、だれを大切に生きているかに気付いて、それについて話すところから始めるのが良いのではないかと思う。遺書を生きている間に渡すのも一つ方法だと思う。」

と。

遺書は、人のために残すものでもあるけれど、
自分で書いてみると、自分自身に返ってくる。

「終わり」を一度真剣に
考えることによって、
より大事なことが明確になって、何を大切に
どんな目的を持って生きていくべきなのか
生涯の終わり方の理想を
考えるきっかけにもなりました。

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今回、行われました
#ジャパンハート活動支援クラファン
による支援者限定イベントでは
初めて主催運営企画、司会を
務めさせていただきました。

今までは、"受け取る側"が多かった。
だけど、こうやって初めて、一から
イベントを企画してみて、
「どうしたら観に来てくださった方の
身になるお話を繰り広げることができるのだろう」
「どんなテーマだと登壇者の方が話しやすいかな」
「観に来たいって思ってもらえるためには、、?」
「ジャパンハートってこんなに魅力溢れる団体なんだ」
と思ってもらえるために、なかなか使わない
頭を使いました。←

テーマが思いつかなくて
(正確にいえば、ピンとこなかった)
ジャパンハート部や、ジャパンハートを好きな皆様にも
アンケートをとったり、、一人で出来た事では
決してなく、みなさんがいてくださり
ご協力してくださったからこそ!
この全5回のイベントを無事に
終えることができたのだと思います。


"正直に生きてやりたいことをやる"
"夢の数だけ、しあわせの数。それを語りなさい"


田村淳さんが仰っていたことです。

もっともっと司会力を身につけて
観にきていただいてる方、また
ご登壇していただいた方が
「この場に来てよかった」と思ってもらえるような
ものを作っていきたいです。

#ジャパンハート活動支援クラファン
は、残り3日です。

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「医療の届かないところへ医療を届ける」