カサの片づけ | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

先週から、仕事をさぼり、家の片づけ。


昨日は玄関回りの掃除をして、物置も掃除して、いらないカサなど処分。

サッカー観戦のおともだった折り畳みイスは、とりあえず陽に干して。

イスやらカサやら開いて壊れていないか確認して、使えそうなら干す。


物置の中から次々に出して、玄関先でお店を広げていたら、

ご近所のみなさんが、通りがかりに、

「あら~、カサの片づけ? うちもやらなきゃ」

「暑いのにがんばりますね~」

と声をかけてくださいます。おかげさまで、私も最後までやりとげることができました(ギャラリーの応援が力をくれるのはオリンピックだけではないのです)。


じつは、カサ、開くときいつも少しドキドキする。。


中学生のとき、Tちゃんと町に買い物に行ったときのこと。バスから降りてカサを開こうとしていたTちゃんが、

「カサの中にヤドカリがいる!!!」

と、持っていたカサを振り回していたのでした。

なんでこんなところにヤドカリが?とカサの中をのぞいたら、ヤドカリではなくムカデではないですか。

ムカデはなんとか追い出したものの、

カサの中に棲みついていた生き物を、思わず「ヤドカリ」と呼んでしまったTちゃんのセンス(?)が見事にツボにはまってしまった私は、その後ン十年たっても、あのときのTちゃんの「やどかりが・・・!」という声とカサを振り回す姿が頭に残っているのでした。


その後、カサを開くときは用心深くなりました。

ムカデ落ちてきたら怖いし。

買いたてのコンビニ傘なら、そんな心配ないわけか。


今回は、怪しい虫のたぐいは出ず、無事片付け終わりました。

ただ、ため込んでいたカサの半分以上が、サビや骨組みの折れまがり、生地の破れ等でまったく使い物にならず。誰ですか、壊れたものをそのままたたんでしまい込む人は。


それにしても、

カサって、人間にとって、とっても大事な基本的な道具のはずなのに、

家の中では邪魔者扱いされていて、かわいそう。

数少なく、大事に使いたいなぁ。


あんまりカサをいじめると、

傘お化けが出るぞ!