捨てられないもの | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

昨日、今年初めて、夏の帽子をかぶりました。


麻とコットンのニット帽で、10年以上も前にヨーカドーで買ったもの。

買って以来、夏のおでかけ帽はこれ1個。浮気もせず、ずーっとかぶっているという代物です。


それを頭にのっけて、鏡を見てみたら、なんだか違和感。


買ったときには「ちょっとだけでかわいいかも」と思った小さなお花のモチーフが、

50を目前にした顔になんともそぐわないのです。悲しいことに。

ラブリーではなく「こっけい」な感じといいますか。


モチーフ部分をとりはずしました。


はずしてみたら、ずいぶんと帽子全体の色が褪せていることにも気づきました。

でも気に入ってるし、まだかぶります。

たぶん、この帽子、死ぬまでコースです。

(最近持ち物は全て「死ぬまで使うか?」が基準になっている私・・・)


で、はずしたモチーフがこれ。






かわいいでしょう。


帽子からは外したけど。

捨てられない。


この帽子を買ったのは

ちょうど長男次男がサッカーを始めた時。


ヨーカドーで買った帽子、サッカーのときにちょうどよかった、と思ったまま、

何年もかぶり続けてしまったのでした。


夏のサッカー観戦は、いつもこの帽子と一緒。

練習を観に行くときも、試合を観に行くときも。

雨に濡れたこともあったしね。

黒のTシャツにチノパン。目立たない小さなお花のモチーフのついた帽子が、夏の定番スタイルでした。


歓声も涙もみんな知っているこの帽子の小さなお花。


ずーーーっと大事にとっときます。

断捨離なんてするもんか。


何かに使おかな。