「保育園落ちた」の話 | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

「保育園落ちた」の話が国会にも広がって、

全国に広がって、ムーブメントが起きて、いいことだと思っている。


私も昔のことを思い出しちゃった。


なんども市役所に申し入れに行ったけど、

4月生まれの長男は認可保育園には当然入れず。

窓口で「こんなに働いて税金払ってんのに~!」と叫んでしまったこともあります・・。

結局

産休(育休はなかった)明けから、無認可保育園のお世話になりました。


翌年の4月になんとか認可保育園に入れた時には、その手厚さに驚いたとともに、

「えっ? この人働いてるの?」というお母さんがいたのに驚いたものでした。


あのころは、まだやっと働くお母さんが認知されてきたばかりのころで、

それまでの諸先輩方たちの血を吐くような仕事をしながらの子育て話を聞いていたものだから、私たちの世代はあまりわがままも言えず、いろんな理不尽を飲み込んでいました。ま、あのころはツイッターなんてなかったから、そうした声を発するにも、広げるにも、方法がなにもなかったのだろうけど。母は忙しいしね。

でも、それが間違いだったよね。

やっぱり、おかしいことはおかしいと、声を上げて言わなきゃいかんかった。


保育園問題、でもそれはプレリュードにすぎず。

子どもを産んで母となり、母として社会にかかわることで、一番最初に出会った理不尽が、保育園。

しかしそのあと、不要な予防接種の強制、小学校に入ればPTA、などなど・・・・・母親を苦しめる意味不明のプレッシャーがどんどこおそいかかるです。


「なんで有給休暇をとってベルマーク貼り付けなきゃならないんだ?」

そういう叫びのひとつひとつを、母親は子どもが人質に取られているような気持ちでぐっと押し殺してしまうんです。


子育てをするお母さん(親)は、社会の重荷をいっせいに背負わされているこの理不尽にたいして、もっとブチ切れたらいい。

そしたら、少しは世の中マシになると思う。





健康ブログ「健康にはワケがある」を更新しました。

今ごろですが。シーズン最後のインフルエンザの話。


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