日本人が研究者の素養を備えているわけ | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

☆『サッカー母ちゃんのドタバタ日記2012年10月のブログです☆


 

テレビを見ていたら、ノーベル賞を受賞した山中伸弥先生のインタビューをやっていました。


整形外科医だったけれど、手術がヘタで臨床医をやめたとか、興味深いお話が次々に出てきて思わず引き込まれ……。

 

「学生時代は、医学部に入ったつもりだったんですが、ほとんどグランドにいましたね」

 

何と!

山中先生、大学時代はラグビー部だったそうです。学問よりラグビーに情熱を燃やしていたらしい。

 

その言葉を聞いて、先日のブログに書いた、『ジュニサカ』vol26で取材した、脳科学の築山先生の言葉が浮かんできました

 

「筋肉は作れる時に作っておくといいんです。病気をしないし、基礎代謝が保たれますし、それより何より、人生のその後の根性が効きますよ」

という言葉。

サッカー漬けの息子さんを見守り続けた、先輩サッカー父ちゃんの言葉は、真実でした。

 

「築山先生の言う通りだーっ!!」
叫んでしまった。

「やっぱり、学生時代にスポーツに打ち込んだ人は、違うんだよ!」

 

山中先生は、中高の柔道時代、大学でのラグビー時代、10回以上も骨折し、何度も整形外科のお世話になり、それで自分もスポーツ外傷を治す整形外科医になろうと決意したそうです。

 

研究者になってからは、寝ないで研究するなど、ハードワークならだれにも負けず、2012年には、京都マラソンで完走することを条件に、IPS基金への寄付を呼びかけるなど、とにかく、やることなすことタフ!

 

山中先生は今も、毎日30分走っているそうです。

 

研究者は、勝ち負けではなく、最後まで走り抜き、きちっと論文や特許を出していく使命がある。研究はマラソンに似ていると山中先生言います。

 

いろんなインタビューを読めば読むほど、山中先生の秘密は、「体力」にあるように思えてしかたない。

 

やっぱりそうだ。
自分の仕事、人生を全うするには、つまるところ、「体力」なんだ!!

 

山中先生は、

「日本人は世界で一番、研究職として重要な素養を備えている」

と言っていたけど、

それってたぶん、もしかしたらだけどー、日本の部活動、体育会っちゅうものの恩恵なのかもしれないですよ。

 

よっしゃ。

息子たちよ、心ゆくまでサッカーがんばれ! (勉強も少しだけしとけ)

 

ああ、母ちゃんもビシッと体育会に入ればよかった。

 

そういえば、ノーベル賞は逃したけど、村上春樹センセイは大人になってから長距離を始めたマラソンマニア。

 

母ちゃんだって・・・・負けないぞ!!(???)