ダンナの誕生日 | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

昨日は、パパの誕生日・・・・。


「なにか食べたいものある?」

と聞いたら、


「冷やし中華と豚肉の生姜焼き」


て。


ウチの定番の、冷やし中華の生姜焼きのっけ。


お誕生日に冷やし中華ってどうなんだ? と思ったけど。



若いころの行きつけの店で

冷やし中華に肉の炒めものが載ってる

「スタミナ麺」がお気に入りだったらしく。

それのまねっこの、生姜焼きのっけ、

夏は週一でリクエストが。


それで、ゆでとうもろこしと、冷やし中華、っていう、

なんか地味なメニューでお誕生日パーチー。


ま、お酒がのめれば、メニューはなんだっていいんだけど。


あのう~、


ダンナさんの誕生日って、何か、奥様、プレゼントします?


しないよね?



昔、見た、


平野レミさんのインタビュー記事が心に残ってまして。


レミさんのインタビュー記事に、

ユニークな形の眼鏡からなにから、

色とりどりのすてきな和田誠オリジナルグッズのグラビアがついており。


それは全部、ご主人である和田誠さんから平野レミさんへの、誕生日プレゼントだったんです。

特注モノの。


ファン垂涎の、って感じの品々。


ひとしきり、すばらしいプレゼントの紹介があったあと、

インタビューアーから


「では、こんな素敵なプレゼントを毎年ご主人からもらっているレミさんから、ダンナさまへの誕生日のプレゼントは何なのでしょう?」


って質問が出たところ。




「えっ? ないよ。私は何もあげない。 だって、和田さん、何も欲しがらないんだもん」


って。




「オレはレミの料理を食べるだけでいい、って言うの。だから、なにも贈らないよ」

ってー。



こういうのって、なんかいいわぁ。


って思ったです。



そもそも、夫婦って二人して働いて、家計を助けあって生きてるわけじゃん?

だから、

プレゼントを探す余計な労力も、お金も、ムダだよね?


賢者の贈り物、って話があったけど、

あの話、子どものときから、「ばかじゃね?」って思ってたもん。

誕生日、自分が「こうしてもらいたい!」ってのが一切ないから、

イメージがわかないし、プレゼントを買いに行くような気遣いもできないという。


ホント、

かわいげのないやつ。


たぶん、お育ちに関係してるんだと思いますが。

お誕生日、する派、しない派、ってありますよね。