先日日曜日の試合。
雨。グラウンドもめためた。
試合が終わった後、足を引きずっている長男。
まーたやっちゃった?
「林先生のところに行く」
というので連絡したのですが、月曜はもう予約でいっぱい。
うう、火曜日も試合なのに。
火曜日の試合は手ごわい相手で、長男も燃えてガンガン走っていたのですが、
じつは足が痛くて、かなりつらかったらしい。
水曜日の学校の球技大会ではまったく動けずだったよう。
足の太もも裏の肉離れです。
かばっていたものだから、ふくらはぎまで痛くなってきたって。
水曜夕方、ようやく林整骨院へ。
「あれ?前も太ももも裏、肉離れやってるね」とカルテを見ながら先生。
2回くらい、やってます・・・・。
どれどれと様子をみます。
場所は、太ももの裏、上のほうの内側。
「あ~、ここか。ハムストリングのはじっこだ。ここ痛くなる人ってそんなにいないんだよ。陸上選手とか、めちゃくちゃ走る人。あとは老人。前も同じような腿の裏側だね。前が痛くなったことはなかったかな」
「前はないです」
「後ろが痛くなりやすいんだね。走り方のクセとかがあって、痛める場所って同じだったりするんですよ」
だから、気を付けてその場所をストレッチしなきゃいけないのだがなぁ。
足の様子を見ながら先生、
「あれ、また大きくなったね!」って。
昔、治療資料用に、オスグッド治療中のビデオ撮影に協力したことがありまして。
「ビデオではすごく小さいよ」
そうか~、小学校5年だったもんな。
診察台にうつ伏せになり、太ももを出す。
先生が
「うわ~、足も太くなったね~!!!」
おお、言われてみれば。
まじまじと太ももの裏なんか見たことなかったけど、こうして見ると太いー!筋肉が盛り上がってる。
プレー中見てると、他の子に比べてほそっこいなぁー、
と思ってたけど、いやいや、いつの間にか、いっぱしの、ぶっといサッカー足になりつつあるじゃないの。
それはさておき、
肉離れですが。
まずはいったいいつ痛めたのかの問診から。
なにかキョウレツな衝撃でいきなり肉離れになったのではなくて、いつのまにか痛みがでていた、
肉離れになる前から、試合で足をつってたらしいのです。
触診し、
「でも、肉離れ自体は回復してきてますね。皮膚がねじれてしまっています」
痛みがひどいながらも、ひどい肉離れではなかったもよう。
「足がつる、というのも原因としては同じなんですよ。足がぱんぱんで疲労がとれてないんです。
疲労が取れないと、皮膚と筋肉の間の組織に疲労物質がたまってしまって、脳からの伝達物質を筋肉に伝えにくくなるんです。それで、指令がうまく届かないのに無理をして動こうとして、筋肉損傷を起こす。それが肉離れです」
筋肉損傷じたいは治っても、組織に疲労物質がたまったままだと、痛みはとれないし、回復しない。
「ぴちぴちの洋服を着ると、よれてしまうことがありますよね。皮膚がそういう状態になって、そこで固定してしまっている状態です」
「それって、自然治癒するんですか?」
「通常はすることもあります。動かしていれば。ところが、今は痛みがあるとすぐ固定してしまうでしょう。あれで悪い状態のままに固定されて、それで回復ができなくなって、ねじれたままくっついてしまうんです」
治療はどうするかというと、先生が全力で、手で、筋肉と皮膚をねじるということをします。皮膚に、元の場所に戻るように指図をするわけです。
ちょっと力じゃ無理かな、というときには、吸引カップを使い、皮膚を持ち上げ、そのままの状態で足踏みをさせて、もとの状態を思い出させ、戻します。
「太もももふくらはぎも、パンパンですよ。ほんとにこれじゃいつどこが肉離れになってもおかしくないよ」
ううう、それは浦安の新盛先生にも言われました……。
「どうしたらいいんですかね」
「それはもう、練習後のアイシング。氷嚢で使った筋肉をしっかり冷やす。あとはやはりストレッチも効果大です」
「アイシングって、ハムストリングをですか?」
「いやもう使った筋肉全部ですね」
もっと徹底的に冷やさないとダメなのかも。
寒いし、どうしても冷やさないままオフロにドボン、なんだよな・・・。あれで悪化してる気が。
治療の後、外へ行き、全速力で走ってみる。
ほとんどの痛みは取れていました。まだ、ふくらはぎのほうが少し痛むようでしたが、それはまた次回。
気になるのは、練習はしていいかということ。土曜日も日曜日も試合だし。
「サッカーの練習だけど、やっていいよ。多少痛みが出るかもしれないけど、出てしまってもそれは先生治せるから」
おお、先生、セミナーやって、なんかますます自信を持って治療にあたっておられる様子!
「サッカーはやっていいけど、絶対にあっためないでね。あたためたら、治療がムダになっちゃうから。あっ、帰り、電車で帰る?電車の椅子あったかいから、絶対座らないで。立って帰ってね」
電車の椅子もまずいんだ。
「こたつなんて最悪ですね」
「こたつは絶対やめてくださいよ」
こたつ、ないからよかった。
あったかい便座もやばいかもね、なんて話しながら、
毎度、帰り道はニコニコの長男でした。
さー、よかった、あとは気になるのは週末のお天気のみと。
追記)
東京セミナーでモデルさんになってくださったあるサッカー少年のお子さんも肉離れでした。
あっという間に治ってしまったようで、
「セミナー会場で、『他にどっか具合の悪い先生いませんか?』なんてなってしまって」
って先生笑ってました。
そんなあっさり治るなんて、私も思ってなかったし、その子のお母様だって思わなかったはず。
すごく悩みながらのトライでした。親切な主治医の先生が診てくれているのに治らない、と。
足が痛くてサッカーできなくて相当苦しんでいらっしゃったんです。
「今日で治してしまおうね、とその日に治して、セミナー会場の周りを走って、痛みが出ないか試してもらったんですよ。お母さんに聞いたら、ニコニコして走っていたって。お子さんが走るのを久しぶりに見てうれしい、ってお母さんもおっしゃってました」って。
そうそう、そのお母様は、
あまりに簡単に治りすぎてしまって、先生の求めらる患者じゃなかったみたいで、すみません、なんてわざわざ
連絡くださったくらい。
いやいや、ほんとによかったです!!!
肉離れが治るなんて、やっぱりなかなか信じられないですよね。