『人生がときめく片付けの魔法』
という本。
こういうタイトルの本好きじゃないんですけど、意地でも買いたくない本なんですけど。
おととい、仕事で南武線に乗りましたら(武蔵野線だったっけかな)この本の広告がずらーっと貼ってあって。
人生が変わりました的な大絶賛の読者の声ずらり。
もうダメですよ、私。
仕事の打ち合わせが終わると本屋に直行。電車でむさぼり読む私……。
面白かったです。
ついつい買ってしまいましたが、通常の私なら立ち読みしてしまえる中身かなー。
まだお若い片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんなる著者の本。
小さいときから主婦雑誌を愛読して、収納やお片付けに執念を燃やしていたという彼女がたどりついた片付け法。
どれも納得で、違和感や嫌悪感を感じた部分は全然ありませんでした。
・手に取って「ときめく」ものだけ残す。
・片付けは「祭り」。毎日少しずつやることではない。一気にやらないとリバウンドする。
・書類は全捨てが基本。取扱説明書なんてなくても何も困らない。
・洋服のシワはじつは折りたたんだ回数の多さではなく、プレスされたシワの濃さによって目立つようになる。畳むことで洋服を大事にケアしてあげる。
などなど、
へーっ、と納得することが多かったです。
でも、私は断捨離のやましたさんのほうが好きだなー。年齢的なものかもしれないですけど
断捨離のやましたさんのほうは、「私」「今」ということを基準にして物を選別してたけど、
こちらの本では「ときめくか」「ときめかないか」。
そこのところがちょっと難しい。
だって、私の場合、「ときめくもの」って、ほんとうにほんとうに少ししかないんだもんな・・・・・・。みんな捨てたら、生活しにくくなくなってしまいそうだし。
いやもしかして、それ全部いらないのかな。
パソコンだって、そんなにときめかないし。でもなくなったら困る。
・・・・・・。
だからアタシの人生ときめいてないのかしら。
ときめかないけど、捨てると困るものばっかり。
過去に使った資料書類、あまり着たくない服、電子機器類……
ときめいてないものばっかりじゃん!?
なんか、
ときめいてないものを捨てるより、
自分が何にときめいているのかを考え直すことのほうが先決みたいな。
・・・・・・私、何にときめいてんですかね???
なんかね、
だんだん、
この自分のごたごたを完璧に片付けるまでは、新しい仕事は始められない気がしてきた。
ちょっと仕事ほかして、
完璧にやっちまう!