夜の海を走る
船の上から
街の明かりが見える。

こんな暗闇が久しぶりだから
街の明かりが懐かしい。

街の明かりは人がいる証拠なんだな、
と思いながら
僕は物想いにふける。

君の名前は出てこないけれど
僕はこの海の上で物想いにふけっている。

誰も信じないだろうけれど
ここに本当の僕がいる。

本当の海の姿がここにあるから。