連鎖劇 『奈落~歌舞伎座の怪人』  | Minaettaのスローライフ

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1型糖尿病25年目☆劇団四季などのミュージカルと落語や講談の観劇記録として、ブログを再開!何とか継続したいです!

一時期ネットの動画を漁っていろいろ見たのに…

これは見ていなかったー!叫び

と、休日の昼下がりのんびり見出したら

面白いのなんの!!!!音譜

見てない方は是非どうぞ!

玉さまのメガネおじさんに大爆笑です(笑)

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【歌舞伎 俳優祭 第33回】連鎖劇 『奈落~歌舞伎座の怪人』 1


連鎖劇 『奈落~歌舞伎座の怪人』

(映画+舞台実演)
総指揮=中村勘九郎 脚本・監督・音楽=山崎咲十郎

ある日の歌舞伎座。
新進気鋭の雑誌記者・竹中四郎(菊之助)が、坂東三津五郎(三津五郎)の取材のため楽屋を訪れて来る。
大張り切りの竹中だが、三津五郎に記事のテーマが良くないと言われ、落ち込む。その頃、他の役者たちの間では、「近頃の若い弟子たちはすぐに辞める」「急にいなくなった」「神隠しでは?」といった話題でもちきりになっていた。
竹中は三津五郎にピントはずれの提案をしてあきれられた末に、最高(?)のテーマを見つけたので、明日から本格取材を、と言い残して足早に楽屋を後にする。一方、楽屋内の話題は遂に警察沙汰にまでなり、警部下関(翫雀)と刑事三浦(弥十郎)が出張って来る。
次の日、竹中が楽屋を訪ねて来ると、口番のおっさん(左團次)が泡を吹いて倒れていた。下関や三浦、医者(仁左衛門)まで駆けつけての大騒ぎになっている。口番のおっさんの証言により、下関たちは、歌舞伎座の<奈落>へと降りて行く。彼らが<奈落>で遭遇したものとは・・・。
俳優祭初の試み、連鎖劇『奈落~歌舞伎座の怪人』には、怖い口番のおっさん(左團次)、質之助(七之助)とその付人(勘九郎)、清兵衛(大特別出演・真田広之)、鴈治郎と話す松竹の柳田(玉三郎)、TVの役そのままの染五郎、團十郎のところへやってくる 聞吾郎(菊五郎)、付人のおばちゃん(大特別出演・藤山直美)、前財教授(仁左衛門)と佃助教授(孝太郎)、みかん(芝翫)、バンテリンを持ったあぁ四郎(幸四郎)、富九郎(富十郎)、高麗蔵、段奈(段四郎)、とっきー(時蔵)、恋之助(愛之助)、太賀寿(福助)ら、よくぞここまで集まった!というほど多くの俳優が出演し、約1時間ほどの作品になりました。実演部分では、長谷川勘弁(三津之助)率いる大道具方に扮した名題下総勢54名による空前絶後の大立廻りも。そして感動のエンディングへと続き、客席から大きな拍手が送られました。
最後には、総指揮の勘九郎が舞台に現れて、「この連鎖劇は、歌舞伎に関わったすべての人に捧げる気持ちでつくりました。」と挨拶があり、脚本・監督・編集・音楽を担当した山崎咲十郎の労をねぎらいました。

【歌舞伎 俳優祭 第33回】連鎖劇 『奈落~歌舞伎座の怪人』 2


【歌舞伎 俳優祭 第33回】連鎖劇 『奈落~歌舞伎座の怪人』 3


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