停電サバイバル | Minaettaのスローライフ

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1型糖尿病25年目☆劇団四季などのミュージカルと落語や講談の観劇記録として、ブログを再開!何とか継続したいです!

“停電サバイバル”みんなで協力、

専門家に聞いた注意点&対策 (夕刊フジ)


東京電力 の福島原発の機能停止などで供給が極端に落ちた電力。

東電では14日夕、史上初の「計画停電」に踏み切った。

一定の時間帯で停電になる状況が少なくとも4月末まで続くというが、

長期の停電をどう乗り切ればいいのか。専門家が教える注意点と対策とは-。

 「首都圏の一般的な家庭では、ある意味、

数時間でも電気を失う生活は想像しづらいはず。

この際、しっかりと“停電でのサバイバル”を意識すべきです」

こう話すのは防災・危機管理ジャーナリストの伊永勉氏。


電気がない生活では、どんなポイントに注意すればいいのか。

「絶対やってはいけないのはブレーカーをそのままにしておくこと。

停電になった際は、自らダウンさせないと通電した際に、

漏電で火災になることがあります」。

ブレーカーを必ず落とすことが鉄則という。



次いで明かりの確保が大切。

「ロウソクや懐中電灯がなくても家庭にあるもので

簡単に手作りランプを作れます。一晩程度は持つ」と伊永氏。

用意するのは

(1)コップ1杯(1合)の調理用油

(2)マッチ、ライター

(3)アルミホイル

(4)ディッシュペーパー

(5)おわんやコップなどの器…の5点セット。

サラダ油や天ぷら油などの調理用油を1合ほど器に注ぎ、

こより状にしたティッシュを浸す。アルミホイルでティッシュを支え、

点火すれば一晩は持つ。調理用油は200度以内だと引火しづらく、

万一、余震で倒れても延焼しにくい。


大災害による停電は、心理的に不安も増す。

「家族や近隣者同士で声をかけあい皆で固まることです。

停電は、大の大人でも心理的不安は想像以上。

『お話会』や歌の輪唱で、長い夜をやり過ごすことが重要です」

身を寄せ合う場合、50センチ感覚で輪を作るのが理想で、

近づきすぎず、離れすぎず、手をつなげる程度の距離感を保つと

「気持ちが落ち着く」と解説する。


一方、危機管理論が専門の大泉光一・青森中央学院大教授は、

情報を入手する手段としてラジオの必要性を強調。

「暗闇の中で、電池をラジオにセットする練習をしておくといい」と話す。

移動については「公共交通機関の大混雑は当たり前」と踏まえておき、

「災害時の水や食料供給の行列も通常の比ではない」と把握しておくこと。

食糧を入手するため長時間立ちっぱなしになるケースもある。

そのために「ポケットサイズのチョコやクッキー、

ペットボトルの水を持参しておくべきです」とアドバイスする。



電気を失った大都会を生き抜くために、

計画停電を予行演習にするくらいの心構えが必要だ。


【計画停電で行っておきたい6ポイント】 

(1) 停電になったらブレーカーのシャットダウン 

(2) 電池が切れたら手作りランプの作成 

(3) 事前のラジオ入手と暗闇での操作に慣れる 

(4) 家族や近隣者と身を寄せ合う 

(5) 移動の大混雑は当然と踏まえる 

(6) 物資調達の際などには食料を携帯



[ 2011年3月15日17時00分 ]