もし――

頭の片隅にある「不安」が、現実になってしまったら…。

そのときに、どんなお金が、どのくらい必要なのか…。

 

漠然とした不安があるのに、費用のこととなると「なんとなく」で止まっている方も多いのではないでしょうか。

 

そんな「もしも」の場面に備えて、「ざっくりでいいから費用の目安を知っておく」ことが大切です。

 

 

病気やけがのとき

たとえばがん治療

種類や進行度によって、かかる費用も治療の選択肢もまるで違います。

公的保険の対象になる部分もあれば、先進医療や自由診療など、自己負担額が膨らむケースもあります。

 

そんな時に参考になるのが

 

 

治療法別の費用事例などが掲載されています。

 

 

 

家族や自分の最期にかかるお金

避けて通りたいけれど、いざというとき慌てないために、葬儀費用や遺された家族の生活の目安も考えておきたいところです。

 

葬儀社のサイトで「簡易見積もり」ができるところもあるので、地域の相場観おw知るだけでも大きな一歩です。

 

また、今の生活費をもとにした遺された家族の暮らしの見積もりもしておくと安心です。

 

 

 

火災や自然災害のとき

災害に備える上で盲点になりやすいのが住宅再建費用です。

「同じ家をもう一度建てるとしたら、いくらかかるか」と考えるとイメージがしやすくなります。

 

保険の補償額や建築費の目安を知っておくと、保障の過不足にも気づけます。

 

 

 

信頼できる情報を得たいときに

調べたい。と思っても、ネットの情報が多すぎて混乱してしまうこともあります。

そんな時は公的・中立的なサイトを参考にしましょう。

 

 

 

「ライフプラン診断」や実際にかかる費用の目安がシンプルにまとまっています。

FPコラムも充実しています。

 

 

 

「万一への備え」カテゴリーは、保険や生活設計の基本を学ぶのに最適です。

 

 

 

各種意識調査データが豊富です。

保険会社のパンフレットなどでもよく引用される、データがそろっています。

 

 

 

「不安を知る」は「備えの第一歩」

怖いから調べない、という気持ちもわかります。

 

ただ”目安”を知るだけでも、不安が和らぐことはよくあります。

 

「いくらくらいかかるのか」

「それに対して今、備えがあるか」

その差をみて、初めて「どうしようか」が見えてきます。

 

 

”もしも”も現実的な視点から考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 
長井美奈枝(ながいみなえ)
ファイナンシャルプランナー
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
 
銀行勤務14年を経て、2007年よりファイナンシャルプランナーとして独立。
金融知識だけでなく、暮らしに寄り添ったアドバイスを大切にしながら、
50代以上の女性を中心に、個別相談やライフプラン講座を行っています。

「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。