子どもの頃はわからない言葉を調べたり(国語辞典)

漢字を使った熟語を調べたり(漢和辞典)

外国語の単語を調べたり(英和辞典)

外国語に訳したり(和英辞典)

 

小さい文字が読みにくくなったこともあるけれど

最近は全然使いません。

 

辞書すら持っていないという家庭もあるかもしれません。

電子辞書やネット検索で事足りたりします。

 

 

久しぶりに語源辞典と類語辞典を開いてみました。

 

引用

「新明解類語辞典」(三省堂)

「日本語源広辞典」(ミネルバ書房)

 

 

 

 

 

収入の語源は?

 

(中国語)「税金を強制的に絡め取り入れる」

近代では一般的に、働いたり、事業をしたりして入ってくる金をいいます。

 

当初は民衆の立場に立った言葉ではなく、

国や地域の長の立場から作られた言葉のようです。

 

 

 

収入の類語は?

 

手元に入ってくるお金「収入」の類語は様々。

 

入り・実入り

実収・手取

固定収入・定収入・副収入・雑収入

歳入

入金・年商・年収・月収

 

どれも入ってくるお金としては同じだけれど、

時代劇に出てきそうな言葉とか

経理課で聞きそう言葉とか

国会で偉い人が言ったり

私たちが普段使ったり

そんなイメージがあります。

 

 

 

所得も入ってくるお金の一種

 

確定申告で耳にすることのある「所得」

これも入ってくるお金のことを指します。

 

一定期間の収入から必要経費を除いた残りの事

 

「所得」の類語を調べると一気に難しそうな印象。

 

勤労所得・不労所得

国民所得・国民総生産・GNP

国内総生産・GDP

高所得・低所得

 

国や政府の発言で聞きそうな言葉たち

 

 

 

自分で仕事をしているなら・・・

 

商売をしている人なら、入ってくるお金は「売上」

 

一定期間に商品を売って得た代金の総額

 

「売り上げ」の類語は

 

水揚げ・売上高・上がり高・上がり

日銭・稼ぎ

役得・余得・余禄

未収・税収

※なんで売り上げの類語として未収と税収があるのかな???

 

 

 

 

私たちが意識しておきたい入ってくるお金は?

 

仕事をして収入を得て、生活者として暮らす一個人としては

一体いくら使えるの?というお金のことを知りたい!

 

 

会社勤めをしているなら、手取

もちろん給与はいくら?年収はいくら?も大切だけれど

そこから社会保険料(年金保険料・健康保険料)と税金(所得税・住民税)が引かれた後

私たちの手元に届くお金が気になります。

 

 

自分で事業をしているなら、所得(事業所得)

もちろん売り上げも大切。

でも、

売上1千万円・必要経費900万円

売上2百万円・必要経費0円

どっちがいい?

つまり所得の方が気になる数字

 

 

 

押さえる箇所を明確に

 

社会保険料や税金、扶養などのことを考える時には

年収や所得も大切です。

 

でも「生活をする」という一点に焦点をあてれば

手元に入ってくるお金が何より大切。

 

 

私の場合は何に注目せればいいかな?と

時には考えるのも良いかもしれません。