このところの賃上げの勢いは止まりません。
人手不足の影響もあり、より若い人の給与を手厚くする企業も多いです。もちろん企業によって上昇幅は異なりますから、若年層とひとまとめにはできませんが、全体的には上昇傾向。
消費にお金を振り向けつつ
将来のための投資も忘れない。
出典:2024年7月30日 朝刊
主な収入は公的年金。
モノの値段は上がっても年金は増えないから、お財布の紐は締めたまま。
元気で長生きしたいけれど、何歳まで生きるかは誰にもわからない。
突発的な医療支出や介護支出も不安で、結果的に節約志向。
清貧が美徳とされた世代ということもあるかも。
出典:2024年7月29日 朝刊
バブル崩壊後、就職するのもやっとだった氷河期世代。
非正規として仕事をせざるを得なかった人も多く、生活費を工面するのがやっと。結果的に金融資産が少ない層が多い現状。
現役世代の収入が少ない影響は将来公的年金の支給額にも響きます。
日本の人口の約2割を占める氷河期世代。
出典:2024年7月27日 朝刊
若年層といわれる20代
氷河期といわれる40~50代前半
高齢者といわれる65歳以上
当時の経済環境が影響しているとはいえ、大きな溝があることは否めません。
氷河期世代が高齢者になった時の社会保障制度の在り方を考えるのが、今後の課題。
公的年金が少ないということは
・医療介護の保険料収入は少ない
・医療介護の自己負担率も低い
・生活困窮率が高い
既に想定される将来を乗り切るための施策はあるのかなと不安になります。


