GWごろに1ドル160円をつけた為替相場

その後152円まで円高になったものの

再び158円を目指しています。

 

 

 

長らくおつきあいしているお客様の中には

外貨建ての資産を持っているかたも多くいらっしゃいます。

売却して利益を確保したいと考える方もチラホラ。

 

 

気になるのは社会保険の扶養

「収入が130万円を超えたらダメですよね。

年末が近づくと勤務を調整しているのに、外貨を売却したらすぐ超えちゃう。

でもせっかくの円安がもったいない。」

 

こう話すのは外貨建て保険の契約者

 

 

社会保険の扶養判定で気になる年収ですが

給与・年金・事業・不動産・配当・雑など

継続性のある収入のことを指します。

 

一過性、つまり一時的な収入は除外されます。

 

 

今回の場合は保険契約の解約返戻金

所得の種類は一時所得

上記の図で言うと不算入の一時的収入にあたります。

 

つまり、社会保険(年金・健康保険)の第3号被保険者として継続できることになります。

 

 

ただし、所得税法上の扶養(配偶者控除)は別。

 

 

どうやってお金を殖やしたらいいかな?と考えることはあっても、

どうやって受け取ったらいいかな?と考えることはまれなお話し。

 

社会保険料はそれなりに高いですから、

出口戦略は重要です。

 

 

 

 

ちなみに、私は

日本年金機構の電話相談を活用。

 

そして、お客さまご本人には

健康保険組合への問い合わせと保険会社への確認をお願いしました。

 
自分で確認するひと手間は今後の役に立つはずです。