特定のお店で買い物をすればポイントがたまる。
特定の決済方法で買い物をすればポイントがたまる。
消費者の囲い込みのために使われるポイント制度。
消費者側としては、計画的にポイントを貯めて家計の足しにしたり、ゲーム感覚・おこづかい感覚でポイントを貯めたりと、楽しみながらポイ活をしている人もいます。ポイント目当ての買い物には要注意!
ポイ活に目をつけてうまく誘導したのが、今月末に期限を迎えるマイナポイント。
国も普及するためにうまくやるな~と思いましたが、マイナポイントに使われたお金は巡り巡って私たち国民の負担になります。
どうやら、味を占めたらしくまたしてもポイ活を政府が主導する?ようです。
トラック・バス・タクシーなど業界によって抱える問題点は異なりますが、個人宅への配送を行う運送業界で長時間労働の問題と指摘されるのは再配達。この業界の負担を軽くする目的で、利用者が事前に置き配を選ぶとポイントが付与される仕組みを想定しているそうです。
実はこの仕組み、一部の企業ではすでに導入しています。ネット検索すると、TポイントやPaypayポイントがたまるものがありました。(検索ワード:置き配でポイント)
※キャンペーンとして行った実績は2019年8月の楽天
当然ですが、既出の置き配ポイントは企業の収益から還元しています。
これを政府主導で行うということは、国から補助金が企業にでる。もしくは、国が新たなシステム開発にお金をかける。なってことになるのでは?
そしてそのためにかかった費用はいつの日か国民の税金負担として返ってくるか、国が本当に必要とすること(例えば防災・インフラ・少子化対策などなど)への財源不足なんてことになるのでは?
国からの支援金やポイントはちょっと嬉しい。
でも、それって最終的には誰が払うの?だれが負担するの?と考えると、ちょっと恐ろしくなります。
国レベルで考えるとなんかもらえてお得!ってなりますが、この仕組みを個人レベルで考えると、ローンを組んでポイントや支援金をもらって、数年後から返済するということ。
本当にあなたはローンを組んでまでそれをしたいの?
場合によってはその返済は子供や孫の代まで続くけど?
国の行く末も真正面から考えないと取り返しがつかなくなるタイムリミットが近づいていると感じます。