生活費、いくらかかっているか把握していますか?
…そう聞かれて、すぐに答えられますか?
まずは毎月の家賃や住宅ローンの返済額、マンションの管理費など、固定で引き落とさせる金額は簡単に把握できるはずです。
たとえば、住居費を考えてみると、
「この空間を維持するために、毎月15万円の費用がかかっているんだ。」
と分かれば、もっとスペースを有効活用しよう、居心地よく使用
無駄なもので埋め尽くさないようにしようという気持ちがわいてくるかもしれません。自然と片づけたくなったりして。
次に、毎月の保険料は?
「少しずつ引き落とされているけれど、年間で考えると結構な額になっているな。」
と思ったら、契約内容を見直して、本当に必要なモノだけを残すことを検討するかもしれません。保険の見直しが始まるきっかけにもなりますね。
そして、毎月の食費。
「自炊のつもりだったけど、外食や惣菜が多いな。無駄な食材を買ってしまっているかも。」
そう思えば、必要な分だけ買って、しっかり使い切る習慣が自然に身についていくかもしれません。そして、よりエコで心地よい生活を心がけたくなるでしょう。
お金という「はかり」を使って、漠然とした感覚だったものが数字で見えるようになると、自分にとって本当に必要なもの、逆に無駄に使っているものがはっきりと見えてきます。数字を意識することで、生活そのもの、生き方そのものを見つめなおすきっかけになります。
節約のためではなく、もっと心地よい人生を送るために、生活費から見直してみませんか。