会社員なら毎年行なう年末調整。
必要な情報を書類に記載して会社に提出すると、12月もしくは翌年1月に「給与所得の源泉徴収票」が会社から配布されます。
どんなものか覚えていますか?
これです。↓
A6サイズの小さな紙です。皆さんおなじみですよね。
実は今年からこの「給与所得者の源泉徴収票」が変更されます。
どんな風に変わるかというと!
どーんとA5サイズ、大きさが2倍になります。
なぜこんなに大きくなったかというとマイナンバー制度が始まったからです。
年末調整の書類にマイナンバー記載欄増えましたよね。(関連記事はこちら)
本人だけでなく、配偶者・扶養親族、そして法人の番号を記載する必要があるためサイズが大きくなったのです。
ちょっと詳しく・・・源泉徴収票の右上の部分を拡大します。
実はあなたの手元に配られる源泉徴収票にはマイナンバーは書かれていません。
なぜなら個人情報漏れを防ぐためです。
ところが企業が税務署に提出するための源泉徴収票は
このように個人番号を書く欄があります。
上記の青○(従業員配布用)と赤○(税務署提出用)を比べてください。
もちろん配偶者や扶養親族欄も同じです。
他にも細かいところに変更があります。
・非居住親族欄
・住宅借入金等控除欄
・摘要欄
・支払者法人番号欄
毎年もらう源泉徴収票にはあなたの1年間の働きが記載されています。
・1年間の収入はいくらだったのか。
・社会保険料はいくらだったのか。
・国に払った税金(所得税)いくらだったのか。
ぜひ時間があるときに「何が書かれているのかな?」と興味を持ってみてくださいね。





