前回1万円分購入した↓の投資信託のおはなしの続きです。
前回のおはなしはコチラ
2016年6月24日に上記の投資信託を購入したとします。
投資信託を購入するときに、上記の基準価額がわかると思いますか?
実は6月24日の基準価額が公表されるのは、投資信託の取引申し込みが終わった後です。
実際に目にするのは翌日の25日となります。
基準価額がその場でわからない理由は、「基準価額が公表された後でその投資信託の取引ができると、すでに投資信託を持っている人が損をする(利益を阻害される)可能性があるからです。」
投資信託の購入の注文を出しても、いったいいくらで投資信託が買えたのかわからないという状況になるわけです。
日本の市場で取引されている銘柄(例えば日本株式)であれば翌日に基準価額がわかります。
しかし海外市場で取引をされている銘柄(例えば世界株式)の場合は、投資信託の購入は時差の関係で翌日となるため、24日に窓口で手続きを行っても、投資信託の購入は翌25日、基準価額の判明は翌26日となるのです。
「日々の相場にわずらされない」と歓迎する声と
「市場が急に動いたら大変だ」と嫌煙する声の両方が聞こえてきそうですね。
あなたはどちらのタイプですか?
