「インフレ」正しくは「インフレーションinflation」といいます。

「ものの値段があがること」と考えがちですが、「お金の価値がさがること」と考えることもできます


 

「ものの値段があがる」のはどんなときでしょうか?


 

ひとつは

 

景気がよくなって「これ欲しい」と思う人がふえたが、物の生産が間に合わない。難しくいうと「供給が需要に追いつかないとき」です。

経済が発展するために適度なインフレが必要といわれるのは、これ欲しいと思う人がふえる→企業が新しい機械を導入する(設備投資)→生産量を増やす→ものが売れる→企業業績が上がる→従業員給与があがる→買いたい物や買える物が増える→設備投資→・・・というように循環をおこすからです。


 

もうひとつは

極端にものが不足したときにものの値段が上がります。

過去を振り返ると、第二次世界大戦後やオイルショックなど、需要(欲しい)と供給(生産)のバランスが極端に急激に壊れた時に発生します。
 

 

いまのわたしたちをとりまくインフレはどちらの理由かわかりますか?