いったい何年でお金が倍になるのか。考えたことはありますか?
たとえばたんすの奥にかくした現金は残念ながら、まったくふえません。
金利がつきませんから当然といえば当然。
では、銀行の普通預金はどうでしょうか。
この答えはある公式によって計算できます。
「72の法則」といいます。※利益のつき方は複利が前提です。
72÷金利(年利)=お金が2倍になる年数
2015年1月24日現在
3大メガバンクの普通預金金利は0.02%です。
72÷0.02=3660
つまり、普通預金にあずけたお金は3660年後に倍になります。
1年定期預金の金利は0.025%
72÷0.025=2880
定期預金に預けたお金は2880年後に倍になります。
780年短くなりました(苦笑)
なんのためにお金をためたいですか?なんのためにお金をふやしたいですか?
子孫のためではないですよね。自分のためですよね。
せっかくためるなら、せっかくふやすなら、使えるお金として考えましょう。
お金をふやすゴールが決まっている人は、72÷期間=○%を参考に、○%のリターンを得られる金融商品を探す。
お金をふやす金融商品が決まっている人は、72÷金利=○年を参考に、何年でお金がふえるのかイメージする。
具体的な目安を持つとお金とのかかわり方がかわってきます。
自分のものさしでお金と付き合う最初の1歩です。