先輩と話した後、言われた通り彼に電話をかけた。
その口調から多分…電話を待っていてくれた気がした。
「別れちゃった」
そう言う私に彼は
「明日会おうか」
そう言って、私達はまた改めて翌日に2人で会う約束をした。
バイト先ではなく、夕方自宅に迎えに来た彼の車に乗り
私は彼の隣で奥多摩までのドライブを楽しんだ。
楽しくて
幸せで
あの彼との独特の空気は
未だに本当に彼としか得られない
そして何年会わなくても、久しぶりに会う彼の隣はいつも
同じ空気で包まれる。
「初めてのデート」
その日の夜、奥多摩の駐車場に停めた車の中で
私は彼に色々なことを打ち明けた。
ずっと好きだったこと。
それを先輩にも告げたこと。
スタンドでバイトをはじめた理由。
彼のそばにいたいこと。
彼はどんな顔をするんだろう。
不安な気持ちで打ち明ける私に
彼は「俺、彼氏の友達だぜ?
」
少し意地悪に笑いながらそう言って
困った顔の私を抱き寄せてkissをした。
「俺でいいんだな?」
彼の言葉にうなずき…
私は彼の彼女になった。
アナタはきっと気づいていないけど
久しぶりに会った時の最初のkissは
いつもあの時と同じだよ。
少しだけ顔をこっちに向けて
ちょっと意地悪に私を見て
少し止まって
優しく笑って
抱き寄せてkissをする。
だからね、会うときはいつも
その瞬間を楽しみに待ってるの
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愛してるよ。
今でも少しも変わらずに。

