私の最初のテニスのコーチは沢山名言がありました。
どうして名言かとゆうと、彼が言った意味が不明とゆうことが
けっこうありました。10年後に、ああそうか、と思います。
彼はATPでもテニスしていた人で、
現在はキャンベラでエリートジュニアに特化したコーチをやってます。
そのコーチに最初の5年ぐらい基礎をきっちり教えてもらいました。
その時に、一回長く議論したのは、きちんとしたサーブについて。
私がイライラしたのは、正しいグリップで、正しい動きでサーブをしていても、
スピードとかコントロールとか、私の場合9年ぐらい進歩が遅かった。
となりで、フォアグリップで、サーブの動きとか、体の向きが
いわゆる羽子板サーブでも、背も高く力のあるオーストラリアの
男性はバシバシ打っている。
その時にコーチがいったのは、そうした羽子板サーブ(英語ではlollypop serve
棒のついた飴、とゆう表現です)。一つの種類のサーブしかできないから、
将来がないとゆう説明。当時はとても理解できない気がしました。
10年がたった今、ああ、そうか、とゆうことを沢山試合で経験しました。
私は、ずっと基礎的なフラットとスピンサーブを
練習してきて、最近はどこに何のサーブを打つか、自分でコントロールが
できることが多いです。ファーストでもセカンドでもフォームは変えずに打ちます。
弱いセカンドサーブがくれば、ウィナーを打って
相手にさらにプレッシャーをかけるようにもしてます。
そうすると、
相手のサーブのブレークができちゃったり、自分のサーブは維持できたり。
すると勝利につながりやすい。
テニスの練習で面白いのは、できなかったことが、徐々にて着るようになってゆく過程。
試合と練習を交互にすると、自分のテニスがわかってきて、練習も筋トレも
続けられます。