こんにちは。原田実奈です。
どうせバレエを習うのなら
上手になりたいですよね?
ものすごく楽しく、キラキラしながら、
爽やかな汗をかいて、ステージで輝いて、
夢を描いて、明るい未来を歩きたいですよね?
自分の才能を探して伸ばしたい!
それなら簡単。
あなたはできる!素晴らしい!と、
言い続けてくれる先生につくこと。
これ、何より大切な条件です。
脳の構造や、人間の生存本能をお勉強すると分かるのですが
脳というのは、言い続けたことを現実にする能力があります。
DNAには、危険な動物から身を守るために
安全のために動かない事や、不安や自信の無さという感情を使って身を守るという仕組みが組み込まれています。
だから、何かを成し遂げたいとき
まずは、私は出来る!あなたは出来る!
と、心から思い込む事が大切。
それは決して自惚れとは違って
能力を発揮するための最初のステップに必要なのです。
私は子どもたちのお母さんにいつも言います。
「お家では褒めてあげて下さい、踊りを見せてくれたら、喜んで感動して観てあげてください。それが1番の上達方法です」と。
どうしても講師は
形を正しく直さなきゃいけないことから
こちらが正しいというバレエの正解を教えなくてはなりません。
講師の視点では、出来ていない部分を改善するために、先に生徒の苦手を見つけるスイッチが入っています。
そこから、その苦手を良い方に瞬時に変換して生徒に伝えられる講師は、なかなかいないのが
真面目でストイックな日本のバレエ界の現状だと思います。
講師自身も、ストイックに
もっともっとと自分に厳しいから講師にまでなれたのですから。
私自身もたくさんの経験をしました。
昭和育ちの私の時代は
あなたは下手くそ、デブ、短足、
そんな言葉を先生に浴びせられては
そうなんだ、私はそうなんだ、と
自分のマインドはガタ落ち。
バレエは選ばれた人しか無理なんだ、なんて思って苦しかった時期もあります。
でも、最初についた師は、
今は亡くなってしまった笹野先生という先生ですが
笹野先生は私が小さな頃
どんな姿で踊っていても
大きな声で手をたたきながら「上手!上手!」「あんた、才能あるよー!」と褒めてくれました。
お家では、おじいちゃんや、おばあちゃん、両親が、ミナの踊りは最高に輝いている!と褒めて踊りを楽しみにしてくれました。
思春期の頃に留学をした後、お教室を変えてからは
本当に毎日精神的に辛くて。
でも、そんな幼い頃の近くの人たちの笑顔や言葉が私の励みで支えとなって、今があります。
能力を伸ばす先生とは、
まず、ちゃんと褒めてくれる先生であること。
小さな頃は自惚れるくらいが丁度いいのです。
成長に合わせて見守ってくれる先生。
それでもって、きちんと正しい技術を教えてくれる先生。一緒に成長してくれる先生。
これを読んで下さる人が
そんなバレエの先生に出会える事を祈っています。
そして今の私は、そんなバレエの先生を
どんどん育てたいと思っています。
そんなわけで、
ホリスティックバレエというジャンルをつくりました。
そこでは、バレエを色々な角度から掘り下げて人生も豊かにする方法も教えています。
それについては、また🙂🙂🙂
今日も素晴らしい1日になりますように✨