悲惨な誕生日だった。
深酒して帰ったら、愛機(パソコン)は壊れて、立ち上がらないし、翌日、起きれば、血便が・・・・・・。
大した事ないだろうと、高をくくって出勤したら、下痢・・・・・・。
それも、血便。
昔のぽちゃん式のトイレなら、血便と気が付かなかったはずなんだけれど、生憎、自宅のトイレは洋式だし、会社のトイレも当然水洗だし、どす黒いものが水で赤く溶け出していたから、それと気付いた時は、ホントにくらっとした。
フラフラするのは、二日酔いのせいだろうと、それでも、その日は頑張った。
そして、まっすぐ帰宅して、8時くらいから寝た。
もちろん愛機の修理なんてできない。
翌朝。
まだ下血が続く。
フラフラするのは、貧血のせいだろうと、ようやく悟り、このままじゃ死ぬかもしれないと思って、出勤したものの、有休に切り替えてもらい、その足で病院へ。
腸の検査をしたことのある友人から、カメラをお尻から入れるのよ~、その前に、中をきれいにしておく必要があるから、浣腸したり、たくさんお水をのんだりするのよ~、しかも、痛いの、カメラを入れる時が・・・・・・とさんざん脅されていたから、今日は予約だけって思っていた。だって、そんな準備がいるのなら、1日仕事でしょう?
まさか、そのまま処置室に連れ込まれ、素っ裸にされて、お尻からカメラを突っ込まれるなんて、思うはずがないじゃないの。
でもね、そのまさかだった。
病院に行く前に、以前、仕事でご一緒したことのある方に、お願いしたのよね。そうしたら、その方は、相当なコネがあったみたいで、待ち時間もほとんどなく、すぐに先生に診てもらえて、フラフラするでしょうからって、移動も車椅子で。
なんだかVIP待遇で、凄く身体は辛かったけれど、随分と助かった。
待ってる時間も、ベッドを用意してくれたし、ホントに楽だった。そうでなかったら、倒れていたかもしれない。だって、検査結果を聞いたら、ヘモグロビンの値が通常は15くらいのところ、10くらいしかなくて、単純に言えば、血液の三分の一を失っている計算になるんだって。ひぇぇぇぇ。
でも、大量に出たからなぁ。
アルコールなどの刺激物は控えてください、ですって。
minaからアルコールを奪ったら、何にも残らないかもしれないけれど、こんなに辛いのは厭だから、頑張ってお酒は控えます。
でね、お尻から入れるカメラのことなんだけれど、痛くなかった。痛くはなかったけれど、浣腸もお水を飲むこともなく、つまり、何の事前準備もなく、やっちやうの? いくらなんでも、そりゃあ無茶というもんでは・・・・・・。
グリスみたいなのをアヌスに塗って、ぶちゅって刺すだけ。
お腹の中は、うんこで一杯。
いくら腸内の洗浄をすると、わたしの身体に負担がかかり過ぎるといっても・・・・・・。やる前から、恐縮してました。でも、身体の具合が悪いのは、我慢できないくらいだったし、人間、そうなると、羞恥心なんかなくなるのよね。
わたし、ずっとモニターで映像を観てたのだけれど、科学の力は凄いなぁと感心しました。水で洗い流しながら、うんこの中を突き進むのだけれど、それはもう壮絶な世界。血液が腸壁にこびりついている映像を観ると、ああ、わたし、もう駄目かもなんて思い、そのうち、健康的?な普通のうんこにぶち当たると、恥ずかしいのは通り越して、やったーと喝采をあげたくなりましたね、ホントに。
でも、お水で洗い流しながら腸管の中を突き進むのだから、浣腸しているのとそう変んないし、わたし、催してきたのよね。第一、先生がファイバースコープをぐりぐりと動かすんだから、もう駄目。ぶりりって音がして、うんちの匂いが漂ってしまった時には、さすがに羞恥心が込み上げてきて、「先生っ、もう駄目っ」と叫んでました。
後で写真を見ながら、先生から「出血はもう止まっていますね」と言われた時は、とてもうれしかった。「この病気は、虚血性腸炎と言って、まあ、高齢の方に多いのだけれど、貴方の場合には、腸壁が薄いようだし、血液循環が悪くなって、そこから一時的に出血したのでしょう。もう少し出血が多かったら、入院して輸血なども必要ですが、このくらいならば、ぎりぎりで大丈夫でしょう。でも、お酒や辛いものは控えること。家で安静にしていること。できますか?」
まるで、わたしの私生活を知っているようなお言葉、さすがです。
わかりました。頑張ります。家で安静にしています。
愛機は、ようやく動き出した。
原因を突き止めるのに、凄く時間がかかった。
電源を替え、マザーボードも代えたけれど駄目で、一番、疑っていなかった、まだ比較的新しいハードディスクが1台、壊れていたのが原因だった。
HDDは4台構成で、4台とも動かなかったから、HDDじゃないと思ったのね。一度に4台ともクラッシュする可能性は少ないはずだし、用心のため、ウィンドウズは2台に入れておいたの。1台が駄目な時、もう1台のHDDで起動できるように。それでも起動しなかったから、もうHDDじゃないと思い込んでしまったのね。迂闊だった。原因は起動ディスクではなく、アプリケーションをインストールしていたHDDにあったの。
しかも、その壊れたHDDだけが日本製。比較的最近購入したものだった。
厭になってしまう。そう言えば、3号機のHDDも半年くらい前に壊れたけれど、同じ時期に買った同じ製品。厭になっちゃうなー。
でもね、電源とMBを替えたおかげで、愛機の調子がすこぶる良くなったから、災い転じて福となすということで、自己納得。
深酒して帰ったら、愛機(パソコン)は壊れて、立ち上がらないし、翌日、起きれば、血便が・・・・・・。
大した事ないだろうと、高をくくって出勤したら、下痢・・・・・・。
それも、血便。
昔のぽちゃん式のトイレなら、血便と気が付かなかったはずなんだけれど、生憎、自宅のトイレは洋式だし、会社のトイレも当然水洗だし、どす黒いものが水で赤く溶け出していたから、それと気付いた時は、ホントにくらっとした。
フラフラするのは、二日酔いのせいだろうと、それでも、その日は頑張った。
そして、まっすぐ帰宅して、8時くらいから寝た。
もちろん愛機の修理なんてできない。
翌朝。
まだ下血が続く。
フラフラするのは、貧血のせいだろうと、ようやく悟り、このままじゃ死ぬかもしれないと思って、出勤したものの、有休に切り替えてもらい、その足で病院へ。
腸の検査をしたことのある友人から、カメラをお尻から入れるのよ~、その前に、中をきれいにしておく必要があるから、浣腸したり、たくさんお水をのんだりするのよ~、しかも、痛いの、カメラを入れる時が・・・・・・とさんざん脅されていたから、今日は予約だけって思っていた。だって、そんな準備がいるのなら、1日仕事でしょう?
まさか、そのまま処置室に連れ込まれ、素っ裸にされて、お尻からカメラを突っ込まれるなんて、思うはずがないじゃないの。
でもね、そのまさかだった。
病院に行く前に、以前、仕事でご一緒したことのある方に、お願いしたのよね。そうしたら、その方は、相当なコネがあったみたいで、待ち時間もほとんどなく、すぐに先生に診てもらえて、フラフラするでしょうからって、移動も車椅子で。
なんだかVIP待遇で、凄く身体は辛かったけれど、随分と助かった。
待ってる時間も、ベッドを用意してくれたし、ホントに楽だった。そうでなかったら、倒れていたかもしれない。だって、検査結果を聞いたら、ヘモグロビンの値が通常は15くらいのところ、10くらいしかなくて、単純に言えば、血液の三分の一を失っている計算になるんだって。ひぇぇぇぇ。
でも、大量に出たからなぁ。
アルコールなどの刺激物は控えてください、ですって。
minaからアルコールを奪ったら、何にも残らないかもしれないけれど、こんなに辛いのは厭だから、頑張ってお酒は控えます。
でね、お尻から入れるカメラのことなんだけれど、痛くなかった。痛くはなかったけれど、浣腸もお水を飲むこともなく、つまり、何の事前準備もなく、やっちやうの? いくらなんでも、そりゃあ無茶というもんでは・・・・・・。
グリスみたいなのをアヌスに塗って、ぶちゅって刺すだけ。
お腹の中は、うんこで一杯。
いくら腸内の洗浄をすると、わたしの身体に負担がかかり過ぎるといっても・・・・・・。やる前から、恐縮してました。でも、身体の具合が悪いのは、我慢できないくらいだったし、人間、そうなると、羞恥心なんかなくなるのよね。
わたし、ずっとモニターで映像を観てたのだけれど、科学の力は凄いなぁと感心しました。水で洗い流しながら、うんこの中を突き進むのだけれど、それはもう壮絶な世界。血液が腸壁にこびりついている映像を観ると、ああ、わたし、もう駄目かもなんて思い、そのうち、健康的?な普通のうんこにぶち当たると、恥ずかしいのは通り越して、やったーと喝采をあげたくなりましたね、ホントに。
でも、お水で洗い流しながら腸管の中を突き進むのだから、浣腸しているのとそう変んないし、わたし、催してきたのよね。第一、先生がファイバースコープをぐりぐりと動かすんだから、もう駄目。ぶりりって音がして、うんちの匂いが漂ってしまった時には、さすがに羞恥心が込み上げてきて、「先生っ、もう駄目っ」と叫んでました。
後で写真を見ながら、先生から「出血はもう止まっていますね」と言われた時は、とてもうれしかった。「この病気は、虚血性腸炎と言って、まあ、高齢の方に多いのだけれど、貴方の場合には、腸壁が薄いようだし、血液循環が悪くなって、そこから一時的に出血したのでしょう。もう少し出血が多かったら、入院して輸血なども必要ですが、このくらいならば、ぎりぎりで大丈夫でしょう。でも、お酒や辛いものは控えること。家で安静にしていること。できますか?」
まるで、わたしの私生活を知っているようなお言葉、さすがです。
わかりました。頑張ります。家で安静にしています。
愛機は、ようやく動き出した。
原因を突き止めるのに、凄く時間がかかった。
電源を替え、マザーボードも代えたけれど駄目で、一番、疑っていなかった、まだ比較的新しいハードディスクが1台、壊れていたのが原因だった。
HDDは4台構成で、4台とも動かなかったから、HDDじゃないと思ったのね。一度に4台ともクラッシュする可能性は少ないはずだし、用心のため、ウィンドウズは2台に入れておいたの。1台が駄目な時、もう1台のHDDで起動できるように。それでも起動しなかったから、もうHDDじゃないと思い込んでしまったのね。迂闊だった。原因は起動ディスクではなく、アプリケーションをインストールしていたHDDにあったの。
しかも、その壊れたHDDだけが日本製。比較的最近購入したものだった。
厭になってしまう。そう言えば、3号機のHDDも半年くらい前に壊れたけれど、同じ時期に買った同じ製品。厭になっちゃうなー。
でもね、電源とMBを替えたおかげで、愛機の調子がすこぶる良くなったから、災い転じて福となすということで、自己納得。