西日本を中心に13日から14日にかけて続いた豪雨の影響で、広島、島根両県で川の増水や土砂崩れが相次ぎ、女性1人が死亡、男女3人が行方不明となった。西日本各地で14日、大雨の被害が広がった(河川がはんらんした福岡県直方市)西日本各地で14日、大雨の被害が広がった(河川がはんらんした福岡県直方市) 広島県三原市内では14日午後1時40分ごろ、「川で人が流されている」と119番があった。三原市消防本部が約40分後、同市東町1丁目の和久原川の岸付近で浮いている女性を発見したが、死亡が確認された。 消防本部によると、女性は60代とみられ、身元確認を急ぐ。市内では同日午前、大雨の影響で川のはんらんの恐れがあるなどとして、715世帯に避難指示が、3956世帯に避難勧告が出ていた。 また同日午前10時半ごろ、同県世羅町川尻、山口可夫さん(79)方の裏山が崩れて土砂が家の中に流入した。消防によると、男女3人が救出され、女性1人が病院で手当てを受けた。 世羅署によると、山口さん方は5人暮らし。山口さん本人は入院中で不在だった。同居する妹澄子さん(73)の姿が見えず、同署や消防が所在確認を急いでいる。 同県呉市の住宅地でも14日午後、土のうを積む作業をしていた夫婦が土砂崩れに巻き込まれ、妻(72)が行方不明となった。夫(76)は軽傷。 島根県では同日午前3時半ごろ、津和野町で「川へごみを捨てに行く」と外出した男性の行方が分からなくなったと近所の住民が通報。津和野署によると無職水津松雄さん(82)で、13日からの雨で増水した川に流された可能性があるとして捜索している。〔共同〕