【保健室】嘔吐処理バケツ
嘔吐処理…。それは学校現場には付きものです。
嘔吐処理と言えば、『汚い』『やりたくない』というイメージが強いですよね。
※すみません私の個人的な意見です
そう。
『汚い』『やりたくない』事だけど、『やらなければならない』のも事実。
ならばせめて、『嘔吐処理バケツ』(嘔吐処理に必要なグッズがセットしてある専用バケツ)は綺麗に整理整頓されていて、テンションを下げるような状態にしておきたくない。
というのが私の信念です。
※どんなところに信念を持っているんだと自分でも自覚はあります。
でも、嘔吐処理は養護教諭だけの仕事ではなく全教職員の仕事でもあります。
実際には児童専任の先生や専科の先生が嘔吐処理に走ってくださることが多いです。
そんな、先生方にも整理されてない嘔吐処理バケツで処理をさせるのはとても申し訳ないです。
私の前任校も今の学校も嘔吐処理バケツは通常のバケツにビニール袋をかけて中に必要なグッズを入れていました。
これは使用直後の姿なので荒れていますが、本来はこのバケツごと現場に持っていき、嘔吐物はこのビニールをかけたバケツの中に捨てます。
でも、このバケツをゴミ箱のように使うためには中身をすべて出さなければいけません。
逆に手間です。
だから先生方はいつもここから、手袋、ゴミ袋、エプロン、ペーパー、塩素消毒だけをそのまま抱えて現場に走ります。
そして、急いでいくので使用直後のバケツはあんな感じ。
バケツの意味ないですね。
前の学校でも嘔吐処理バケツを使いやすいものに変えました。
箱が二重になっているカー用品のバケツ。
中身も見えやすいし、中のカゴを取り出して外側の箱にゴミ袋をかければゴミ箱代わりになります。
蓋付きなのでホコリまみれになることがありません。
前任校は中学校だったので、嘔吐処理の頻度が少なく、以前の嘔吐処理バケツはホコリまみれになっていました。
※これは中身を入れ替え後なのでホコリはないですが、やはり中身はゴチャゴチャです
新しい嘔吐処理バケツには、箱ティッシュ、ペーパータオル、新聞紙、嘔吐処理の仕方を入れ、
マスク、エプロン、手袋、シューズキーパー、ヘッドカバーは一回分をジップつきの小袋に入れていました。
とても、衛生的に管理できていたので満足していました。
そして、小学校に異動すると…。
また以前の使いにくい嘔吐処理バケツと再開することとなりました
おさらばしたと思ったのに
早速、保健室用のカタログをくまなく探しまくりました。
中学校勤務の時にはカタログには専用の嘔吐処理バケツはなかったので、市販のカー用品のバケツを代用していましたが、時は経ち、要望も多くあったのでしょうか。
カゴつきの二重の嘔吐処理専用バケツが複数のカタログに3種類ほど載っていました。
高さや幅などサイズを確認。
カタログ掲載の嘔吐処理バケツは蓋付きのものではありませんが、中学校と違って嘔吐処理バケツの出動が頻発なので、ホコリがたまる心配はさほどありません。
むしろ、フタがあると邪魔なくらいです。
こんなところも校種によって違いますね。
また、中学校ではマスク、エプロン、手袋などは一回分ずつ小分けにしていましたが、小学校だと頻度が多いので補充がめんどくさい。
また、ジップの袋からそれぞれ出すのもめんどくさい。
そして、とにかく急いでいる。
ということで、手袋、エプロンは箱ごと入れることにしました。
マスクはみんなつけているので、予備を何枚か入れています。
箱ごと入れた方が在庫管理もしやすく、見た目も綺麗に保管できます。
ビニール袋をかけておく必要もなく見た目もスッキリ
次の異動ではまた前の嘔吐処理バケツと再開しないことを祈ってます
でも、また再開してもすぐサヨナラしてしまうと思いますが。