ご訪問いただきありがとうございます
この金・土曜日で金沢へ行って参りました。
ただいま、新幹線で帰路についております🚄
元旦の大地震のため、訪れるか否か悩みました。
色々と情報を探す中、X(旧Twitter)で
「能登には行かないで!でも、金沢には来て欲しい。でも、余震があるから『大丈夫だから是非来て』とは言えない…」
「コロナ禍と違って、国からの補助も今のところ話はない。この先やっていけるのか…」
という書き込みを見つけました。
実は去年の11月にも金沢を訪れました。
その時に宿泊したホテル、今回お世話になるホテル、今回、訪問させていただきたいと思っていたお店や、金沢市内のレストランなど。HPやSNSを毎日チェックし、訪れるエリアのライフラインは大丈夫で、通常に近い営業をされていることを確認して、「少しでも、お店や市、県に貢献できれば」と旅行決行という判断をしました。
自分達が被災することも考え、新幹線での閉じ込めまでも視野に入れ、お水や非常食も持参しての旅。
行きの新幹線も乗客は半分もいません。
帰りの新幹線はほぼ貸切。
今回も訪れた有名な観光地
ひがし茶屋街もご覧の通り⏬
⏬は、前回訪れた時のもので通りの反対側から写したもの
これでも雨が降っていたので少ない方です。
通りの左右のお店、どこもお客さんで溢れていました。
今回、お店の方達とお話しすると
『まるでコロナ禍に戻ったみたいで、お店を開けていてもお客さんは、ほとんど来ないです。余震があるかもしれない中、来てくださってありがとうございました。』
とおっしゃってくださいました。
それでもTVには、震災関連の情報が常にテロップで流れていました。避難情報や生活物資情報など、発信されているものも多岐に渡っていて驚きました。それを見るにつけ、被害が甚大な地域のすぐそばにいるのだと気付かされ、胸が痛みます。
「観光なんてしていていいのだろうか?」
という気持ちが湧きましたが、観光すること・お買い物をすることで、微々たるものですが、石川県に少しでも貢献できればと思って訪れたんだった!と思い直していました。
今回の旅は…
前回11月に訪れた時は、パートナーの家族御一行での旅でした。義母も一緒だったので、ラクに観光できるようにとタクシーを借り切っての旅。要所要所を短時間で回れて、満足だったのですが、あまりに素敵な金沢✨
どうしても冬の金沢にも訪れたくなって、2ヶ月後の今回。
もともと歩くのが好きなので、今回は歩いて巡るつもりでいました。ちょっと気になったお店に気軽にふらっと入る…。これは、歩きじゃないとできないのですよ〜。こういう街歩きがパートナーも私も好きなのです。
二日目には金沢近郊に住んでいる心の友とも久しぶりの再会!2時間ほどの短いおしゃべりでしたが、
「今回の地震で、逢いたい人には、ちょっとでも時間を作って逢っておかなきゃダメ!って思ったの」
と彼女…。
「やりたいと思ったこともちゃんとやる。
でも、やりたくないことや辛いことはもうやらなくていいかなって」
とも…。
『逢いたい人にはちゃんと逢っておかなきゃ』
というワードは、年明けこれで2度目。しかも仲良しさんから。
どこかからのメッセージだなと思って、心に留めおこうと思います。
歩いたからこそ出逢えた、素敵なお店、素敵な食器達、美味しい食べ物、お土産
そして、大切な友人との再会
専門家がこの先まだしばらくは大きな余震の可能性を示唆している中、
「大丈夫だから是非金沢へ」
とは言えません。
(一泊二日の滞在中、身体に感じた地震は二度ほど。しかも僅かに感じる程度でした。)
それでも、とても有意義な二日間の旅でした。