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mina3709です音符

 

読了した本はそれなりにあるし、思うところはあるものの、なかなか書評を書く時間が取れなかったここ半年。

 

今後の備忘録として、今回はまとめてアップしてしまいまーす爆  笑ゆめみる宝石

 

同じ作家さんが続くこともありますが、作品が面白いと認定したんだな、と思ってくださいねウインク笑

 

 

レイチェル・カーソン著

センス・オブ・ワンダー

 

表紙とタイトルの美しさにひかれた本作。

文章もやわらかで温かく、五感を使って自然の音を聞く、自然と対話する、感じることが心の豊かさにつながっていくんだなぁ、としみじみ感じた作品でした。

 

 

ピーター・スワンソン著

そしてミランダを殺す

 

タイトルと帯が気になって手にした本作。

殺したいほどの動機があっても、いざ実行となると倫理観が頭をもたげると思うのですよね。

不幸にも実行に手を貸してくれるという申し出があったとき、人の心がどんな風に変化していくのか?がとても面白い作品でした。

 

 

ピーター・スワンソン著

ケイトが恐れるすべて

 

前作が面白かったのでまとめて購入した本作。

心に深い傷を抱えたケイトが、いとこの仕事の関係で家をスイッチするところから幕開け。

ようやく新たな一歩を踏み出せるはず、と思ったケイトに驚くような展開が待っています。一気読みしてしまいました(笑)

 

 

ピーター・スワンソン著

アリスが語らないことには

 

こちらもまとめ買いした一冊。

父親の再婚相手、アリスから父親が亡くなった知らせを受け取る主人公。普段からよく行く散歩道で、父親はなぜ亡くなったのか?

その足跡をたどっていくうちに、意外な真相が浮かび上がってくるのですが…これは結構後味が悪かったかなぁネガティブ

好みが分かれる作品かもしれません。

 

 

コニー・ウィリス著

クロス・トーク

 

 

 

もしも愛する人の気持ちが100%わかったら?テレバシーで通じることができたら?

これを実現できる手術が普及している世界でのお話。

冒頭は主人公の家族・親戚の小うるさい感じに辟易としていましたが、物語が進むにつれ、まったく気にならなくなる不思議。

あったらいいな、と思われる能力は本当に必要なのか?を考えさせられました。

 

 

燃え殻著

ボクたちはみんな大人になれなかった

 

ずいぶん前にほぼ日刊イトイ新聞で取り上げられていて、気になっていた作品。

なんとも苦く、切ない青春時代を振り返った作品なんだけれど、心の中に淡いあかりが灯る感覚を味わいました。

 

 

レイチェル・カーソン著

沈黙の春

 

前述の『センス・オブ・ワンダー』より以前に発表されたベストセラー。

人間の暮らしを良くするために開発された農薬や虫よけスプレー。

それによって破壊された生態系、人間に及ぼす影響について警鐘を鳴らした作品です。

人は生態系のトップではない。自然とともに生きることについて、改めて考えさせられた作品でした。

 

 

今村 夏子著

むらさきのスカートの女

 

タイトルと帯にひかれた本書。

日常の何気ない観察日記かと思いきや、意外性がおもしろかった作品。こちらも一気読みしてしまいました照れ

 

 

牟田 都子著

文にあたる

 

フリー校閲者の著者。

私も翻訳後の校正をしているので、どんな風に仕事と向き合っているのか知りたくて手に取りました。

日本語の奥深さ、言葉に対する思い、情報の裏取りなど、勉強になることがたくさんありました。

裏方仕事と思われがちですが、校正・校閲が担う守備範囲の広さがわかりやすく描かれていましたよ。

 

 

ざっと9作品挙げてみました。

 

ご興味あればぜひ手に取ってみてくださいね~パー乙女のトキメキ