東日本大震災 被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます
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就農を諦めず独立開業した菅野さん
陸前高田からの嬉しい便りです!
陸前高田市横田町の横田中仮設住宅に暮らす菅野聡(さとし)さん(24)は、市の農業研修生としての3年間を終え、今月独立した。2年前、東日本大震災の津波で同市気仙町の自宅を失っただけでなく、研修拠点だった同市米崎町の市総合営農指導センターも被災。新規就農を諦めかけた。しかし、県が国の緊急雇用創出事業を活用して研修生を支援。夢がつながり、念願のスタートラインに立った。
2010年4月、市総合営農指導センターに研修生として入所。「地元で百姓をやる」という目標へまい進していたさなか、11年3月に震災が発生した。
当日は母、祖母と共に自宅近くの県立高田病院へ逃げて無事だったが、まちは壊滅。農業施設も甚大な被害を受け、農業を諦めるしかないと感じた。
しかし同年5、6月ごろ、緊急雇用創出事業で研修生を続けられることになった。「完全に駄目になるまでは続けよう」。市内の農家や産直施設へ通い、現地研修で栽培から流通までを幅広く学んだ。
「今の気持ちは楽しみと不安が半分ずつ。でも、将来的にはいろいろな作物を出荷できるよう種類を広げ、花にも挑戦したい」と目標を掲げ、日々努力を重ねる。
岩手日報 4月8日
この記事・写真等は岩手日報社の許諾を得て転載しています
昨日は事情によりお休みしまして 申し訳ありませんでした
一日遅れで 「震災から 2年と28日目」です
先日 夢を諦めず「山田湾ベーカリー」をオープンさせた堂田さんの記事を
アップしましたが 陸前高田にも夢を諦めず独立した菅野さんをアップです
陸前高田市の営農指導センターに研修生として入所した約1年後に被災した
菅野さんですが 諦めずに市内の施設や産直施設へ通いながら
学び続けたんですね その当時は私達も報道やネットで見ていましたので
どれだけ困難な状況だったか その中で学ぶ事を諦めなかった菅野さんの
言葉にはものすごく重みがありますよね
「完全に駄目になるまでは続けよう」
何処かに望みがあれば それを探しやり続ける
これほど強い意志に出会うのも久しぶりで感動しましたね
「地元で農業をやる!」という自らの意思を初志貫徹した菅野さん
まだスタートしたばかりですが これほどまでの強い意志があれば
毎日が試行錯誤の連続である農業でもきっと花を咲かせるでしょう
近い将来菅野さんの収穫した農作物の記事が書ける日を
楽しみにしています
先日の「山田湾ベーカリー」の堂田さんも今日の菅野さんも
困難な状況から「夢」を掴んだ方の笑顔ってやっぱり説得力が
ありますよね 決して自慢しているわけではなく 笑顔がメッセージの
ように語ってますよね 「諦めなければ きっと何かを掴めますよ」ってね
様々なハンディがあっても諦めなかった人の笑顔からは色んな事を
学ばせてもらえるとあらためて認識しました
頑張れること一緒に探します
共に乗り越えよう 東北・東日本
それでは また m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした