東日本大震災 被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます


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風雅ー風の吹くまま 気の向くまま



岩手県普代村の今シーズンの

ワカメ漁が始まりました!      



普代村で22日、今年の養殖ワカメの収穫が始まった。星空の下、同村沖には漁船約100隻の作業灯が輝き、漁業者は東日本大震災前のような活気の回復に手応えを感じた。


 午前0時を過ぎると、村内の各漁港から船が一斉に出港。電球で照らしながら、長さ3メートルほどに伸びたワカメを刈り取った。


 同村の養殖ワカメは、天然物に近い形や風味など品質の良さが特長。黒崎地区の漁師組合代表、金子智さん(57)は収穫の喜びとともに、「街の明かりのようだろ」とにぎわいの回復を喜んだ。


岩手日報 3月23日 朝刊

この記事・写真等は岩手日報社の許諾を得て転載しています




ワカメというのは我々日本人にとって非常に馴染みのある食材の一つです

しかしながら そのワカメが全国各地でどのように育てられ収穫するのかは

意外と知られていません


ここ岩手県の普代村でも今シーズンのワカメ漁がスタートしました

今回この普代村のワカメ漁を取り上げたのは 私も知りませんでしたが

漁が深夜0時からスタートするという事です

この時期の岩手県ですから気温もまだまだ低いなか深夜からワカメ漁が

始まるのには驚きました


それよりも おそらく多数の方々が 「普代村って何処?」って

思ってますよね 太平洋に面した人口およそ3000人の村ですが

実は震災後 この普代村は報道番組に何度も大きく取り上げられてます

その記事がコチラです!




風雅ー風の吹くまま 気の向くまま



ここ普代村は震災時に高さ15.5mの防潮堤のおかげで行方不明者1名が

出ていますが 死亡者はゼロ 津波による普代村の浸水もゼロで

話題になった村なんです


私もちょっとうる覚えなんですが 三陸沖地震の津波被害の教訓から

この防潮堤を建設したそうです 東日本大震災による大津波が起きるまでは

多くの非難の意見もあったそうですが この防潮堤のおかげで普代村は

奇跡的に守られたのはまぎれもない事実です


そして話題は戻りまして 普代村のワカメ漁ですが100隻あまりの船が

光を灯して漁をする光景はやはりこれも「復興の灯り」です

北海道の函館沖などでも夏場のイカ漁の漁火の光は見慣れた光景でもあり

街のシンボルでもあります 普代村のワカメ漁の光景は

きっと村民の方々の「希望の灯り」となっているはずです




 近代建築の数々そして政府や自治体が建設に携わった公共工事の数々

これらにも防災対策や設計がなされていたはずですが 東日本大震災では

何の効果も無いに等しい事実だけが露呈しました

普代村の先人は何よりもまず「村民の命」を優先して考えた結果

村を守る事が出来ました 今後の防災対策には普代村の先人の教えを

教訓として学ばなければ尊い命を守る事は出来ないでしょう

やっぱり先人の知恵や話には耳を傾けるべきなんですね







頑張れること一緒に探します

共に乗り越えよう 東北・東日本       








それでは  また  m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした