東日本大震災 被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます


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風雅ー風の吹くまま 気の向くまま



福島県 相馬市の仮設がれき焼却炉

昨日より本格稼働しました         



環境省が相馬市、新地町で発生した震災がれきを代行処理するため相馬市光陽に整備した仮設焼却炉が本格的に稼働した。20日、現地で点火式が行われた。

 災害廃棄物処理に関する特措法に基づく国の代行処理の第1号で、2種類の仮設焼却炉3基を設けた。両市町で発生した震災がれき約17万トン(推定)を平成25年度末までに処理する。

 式には関係者30人が出席した。南川秀樹環境事務次官が「福島復興に災害廃棄物の処理は重要な課題。焼却炉は復興の象徴になる」とあいさつ。施設概要説明の後、長谷川哲也県生活環境部長、立谷秀清市長、加藤憲郎町長が祝辞を述べた。代表6人がスイッチを押して焼却炉に火を入れた。



この記事は福島民報に帰属します



被災地のがれき処理が進むという点については良い方向に向かって

いるのですが 心配な点が数多くあるのも事実です


昨日より本格的に稼働したばかりですのでまだ何とも言えませんが

この焼却炉に持ち込まれるがれきの「検査」の方法

そして「焼却後」の大気の監視・測定については他県の方法と

同様であるとされてますが


新聞紙上などでも何度も目にする「危険手当の不払い」の文字が

示すように 持ち込む業者は「持っていけば金になる」という

理不尽極まりない道徳観念ですから どうやって「検査を抜けるか」

そこしか考えてないでしょう そういう問題が発生した時に

この施設や政府は直ぐに「発表」するのかがイチバンの問題です


福島第一原発の事故後 当日の「報告書」が一般に開示されたのは

およそ1年後でした 当初マスコミに発表された「報告書」は

まるで戦後の「墨塗り」の教科書のような 見ても理解不能なモノ

でした 事故後 第一原発の作業員には「線量計」の数値を誤魔化す

指示もでていました こういった事からも「正確な情報」を出せるのか?

という疑問が頭から離れません


そしてもっと頭に引っかかるのが

「放射能には行き場が無い」という事です

全国で「がれき処理」を引き受けた都道府県でも福島のがれきには

「NO」の回答なんです 結果 地元に仮設焼却炉を建設して

自分達で処理する事になります 


各電力会社が原発の誘致の際の説明を先日テレビで見ましたが

二言目には「大丈夫です 原発は安全です」

この言葉をただひたすら言い続けるんです ウソばっかりなんですよ

安全だと言い切るなら 東京のど真ん中に原発を建てられますか?

まず無理でしょう 


このような進捗状況の中でも「再稼働」の方向を見据える政府には

あきれるばかりですね





全ての業者さんが悪徳ではないのですが 「原子力マネー」は

人の判断や考えを大きく狂わせる事は事実だと思います







頑張れること一緒に探します

共に乗り越えよう 東北・東日本  






それでは  また  m(_ _ )m 雅(MIYABI)でした